電験三種 に合格する コツ

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電験三種

電験三種 とは第三種電気主任技術者のことです。電気技術者の登竜門と云われています。電験三種 に合格するには「 過去問 (問題集) をしっかりやる」これに尽きます。身も蓋もない話と思われるでしょう。でも私が失敗した最大の原因はこれをやらなかったことです。私が受験したのは30年前の話ですから古い話です。でも今も基本的には大事なことは変わっていないでしょう。

電験三種 に合格する コツ

電験三種

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 電験三種 に限らず資格試験で 過去問(問題集)をこなすのはとても大事なことです。何を当たり前のことをと云われるでしょう。でもこの当たり前が出来ないから合格できないのです。現在合格率が10%ぐらいですから、決して簡単な試験ではありません。また一年に2回しか試験がありませんので失敗すると大変です。全く同じ問題が出ることはないと云われています。それでも問題集は大事です。

電験三種 に 過去問 がなぜ大事か

教科書だけで十分というのは思い上がり

よほど頭が良い人でなければ教科書の勉強だけで問題を解くことは出来ません。
自分で公式を導き出せるような人は何度受けても合格するでしょう。
でも凡人はそうは行きません。

試験時間は限られている

一問に掛けられる時間は限られています。
60%正解すれば合格ですから、解けそうな問題とそうでない問題を見極める必要があります。
過去問を解いていれば、それがすぐに分かるでしょう。

出題者の意図が見えてくる

過去問をたくさん解いていれば、出題者が受験者に対してどんな知識を問うているのか分かってきます。
所謂、出題の傾向というのが見えてきます。

安心感につながる

試験場で上がって十分な力が出せないということがなくなるでしょう。
何事も十分な準備というのは大事です。

私の経験

私は3回目に合格しました。

一回目は試しに受けました

過去問を殆どできなかったので、全く歯が立ちませんでした。

二回目は試験制度が変わり、6科目が4科目になり3年間の猶予期間が設けられました

つまり、合格した科目は3年間有効なんですね。
過去問をやっていたので理論以外の3科目は合格しました。
試験が二日から一日で済むようになったのも負担が減ってよかったです。

三回目は理論だけなのでじっくり勉強をしました

出題された問題の殆どが問題集に在るものでしたので、楽勝でした。

他の試験でも失敗

15年前に2級ボイラー技士を受けた時の話です。電験三種より遥かに合格率が高い試験ですので、舐めていました。
問題集をやらなかったら、見事に不合格になりました。
2ヶ月後の再試験の際は問題集を十分やってから挑み合格しました。

特に法規は過去問頼り

法規は勉強するにも範囲が広すぎますから、過去問で出題傾向を探るしかありません。

第二種電気工事士は学科免除

後年、第二種電気工事士を受験したときは学科試験が免除になり、実技だけで合格しました。
最初に取っておくと便利な資格なんですね。

試験を受けるのは大変

電験三種の試験は2021年より一年に2回になりました。
チャンスが二倍になって良さそうですね。
でも見方を変えれば、不合格通知が来て直ぐに次の試験を申し込まなければいけませんので日程的に余裕がありません。
勉強する期間も余りありません。
筆記方式は3月と8月に都市部で行われます。
CBT方式は各都道府県で行われ、複数の日程から試験日が選べます。
CBTとはCBT(Computer Based Testing)のことでコンピューターを使った試験方式のことです。
CBT方式の場合は7月と2~3月に試験があります。
とはいえ、人によっては旅費が掛かりますし、受験料も馬鹿になりません。
前期試験は7,8月の非常に暑い時期で体力も必要です。
私の場合、都市の大学の教室でありました。冷房はありませんでした。
今は流石に冷房がないということはないかも知れません。
試験は朝早くからありますから、前日に都市に入りホテルに泊まりました。
当日の夜遅くに帰宅し、翌日は朝早くから仕事です。
移動時間は高速バスで片道3時間半でした。(今は高速が全て繋がりだいぶ早くなっています。)
CBTなら各都道府県に試験会場があるそうです。
でも人によってはかなりの移動距離になるでしょう。
決して楽なものでありません。
ですから、出来れば一回で合格したいですね。
だから、過去問を解いて一発合格を目指しましょう。

まとめ

教科書を十分勉強して尚且つ問題集をこなすことが大事です。
よく、高校生で合格したという人が新聞に出たりします。
しかし、理論をちゃんと理解しているわけではないでしょう。
暗記力に物を言わせて合格したと思われます。
これではやがて壁にぶち当たりますね。
電験二種にはとても進めないでしょう。
試験の内容には大学で学ぶようなこともたくさんありますから。
という訳で、教科書を十分理解したうえで問題を解くことが大事だという話でした。
問題をたくさん解くことで教科書の理解も深まるでしょう。
何事も数をこなさないと駄目ですね。

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