Windows11にアップグレード して大丈夫か

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Windows11にアップデート

Windows11にアップグレード して大丈夫か

Windows10のサポートが10月に終了しますね。 Windows11にアップグレード するか買い替えるか悩ましいところです。私は以前にWindows8.1からWindows10にアップグレードして煮え湯を飲まされた経験があります。トラブルの連続と動作の不安定さで大変な苦労をしました。私の経験を踏まえ考えてみました。

Windows11にアップグレード して大丈夫か

Windows11にアップグレード

Windows11にアップグレード


結論から言えば、予算があれば買い換えたほうが良いに決まっています。
何故ならハードが古いとスペック的に厳しいため、使えない機能がある上に動きが遅くなるからです。
そして早晩、使えなくなります。二度手間です。
PCは3年ぐらい経つと部品の劣化が始まるそうです。
ハードの寿命はせいぜい5年から8年だといわれています。
そしてOSはおよそ10年でサポートが終了します。
PCは消耗品だと思わないといけません。家電のような耐久消費財ではありません。

買い換えたほうがいい理由

  • そもそもハードが新しいOS用に作られていない
  • 新しいOSは高いスペックを必要とします。
    当然ながら色々問題が起きます。

  • バッテリーが劣化している
  • 最近のノートPCのバッテリーの交換は大変です。
    自分で出来ませんので、手間と経費を考えるべきです。

  • プリインストールしているアプリのアップデートも同時に必要になることがある
  • これが結構曲者です。
    タイミングを間違えると暫くアプリが使えなくなります。

  • CPUの世代が違いすぎる
  • 一世代違っても性能は相当違います。
    CORE i7だと第8世代以降が対象になるようです。
    最新は14世代ですから第8世代は相当古いです。
    Windows11に対応した一番古いPCはおよそ8年前の物ということになります。
    流石に寿命でしょう。

  • メーカーはいつまでもサポートしてくれない
  • そのPC専用のアプリはいつまでサポートしてくれるか分かりません。
    メーカーも商売ですから、金にならないサポートを何時までもしてくれません。
    途中で放り出されます。

  • 古いPCはハードディスクが草臥れていることがある
  • 知らず知らずの内に劣化しているものです。

私が苦労した具体例

アップグレードを何度も失敗

私がWindows10にアップグレードしたときはうまくいかず、何度もやり直しました。
今思えば最初から無理があったようです。

更新の度にトラブル発生

年末の大規模な更新の度に復旧不可能なトラブルが発生して、再インストールが必要になりました。
年に二度も再インストールをしたことがあります。

アプリも同時に更新しないといけない

PCメーカーが独自に開発したアプリは何故かOSの更新の度に一緒に更新が必要になります。
画質を調整するアプリやテレビを見るためのアプリは必ずと言っていいほど一緒に更新が必要になりました。
テレビ・パソコンだったので、同時にTVアプリを更新しないといけません。
PCメーカーが用意したアプリによって自動で更新しますが、OSの更新と同時でないといけないようです。
順番を間違えるとまともに動かなくなります。

次々とアプリが使えなくなる

OSと関係なく、古いアプリはサポートが終了します。
私の場合は、プリインストールされているアプリをHDDから呼び出して再インストールするアプリがフラッシュプレーヤーのサポート終了で使えなくなりました。
また、NECの「おてがるバックアップ」の機能の一つであるPC全体のバックアップが途中からできなくなりました。
メーカーがサポートを勝手にやめてしまいました。
商売ですから仕方ありません。
しかたなく、Windowsにあるバックアップ機能を使いました。

再インストールが大変

再インストールは特に大変です。まず、Windows8.1をインストールしてからWindows10にアップグレードをやり直さなければいけません。
とても面倒です。

回復機能では回復しないことが多い

Windowsの回復機能が機能しないことがとにかく多かったです。
したがって再インストールになります。
何故かテレビアプリから不調が始まって全体に及び、遂には画面が青一色になり、立ち上がらなくなるというトラブルが多かったです。

HDDがヘタっていた

TVパソコンのせいでHDDを酷使したからか、度重なるトラブルでダメージが蓄積したのか「CrystalDisk」というアプリで調べたら黄色信号が出ていました。
これが不調の一因だったようです。

自分で買ったアプリがサポート終了

これは今使っているWindows10の話です。
Windows8.1時代から使っている家計簿ソフトがWindows10と同時にサポートを終了するそうです。商売ですから仕方がありません。
つまり、Windows11では使えないということです。

PCだけは無理して長く使ってはいけない

私の場合は買って1年半でOSをWindows10にアップグレードしました。
それでもトラブル多発です。
しかし、今回は古いものでは8年前のPCになります。
何が起きるか分かったものではありません。
Windows11に対応していないWindows10のPC向けにWindows10のセキュリティー機能を延命させる有料のESUというサービスが有るようです。
しかし、これは元々PCを大量に所有する企業向けのサービスです。
それを個人向けにしたものですね。
あくまでも企業向けの延命処置であり、セキュリティー機能だけの更新です。
早晩買い替えが必要になります。

まとめ

古いPCはそもそも処理スピードがかなり遅くなっています。
私の経験上、無理に更新してもろくな事にならないでしょう。
Windows10の最後の頃のPCならともかく、古いものは止めたほうが良いでしょう。
特にスペックの低いPCの場合は早く見切りをつけましょう。

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