呼吸法 種類

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UnsplashAle Romoが撮影した写真

呼吸法 種類
 
 呼吸法 を長年調べてきました。でもさっぱり分かりません。多くの人が多くの方法を説いています。しかし結局わからないんです。人の数ほど呼吸法があるのかも知れません。肉体が違うわけですから同じで良い訳がありません。
 でも呼吸法の元祖といえば白隠禅師の丹田呼吸法ですね。臨済宗の中興の祖と言われる人ですね。日本には伝わっていなかったお釈迦様の呼吸法を説いたお経が元になっているらしいです。最近発売された「ZEN呼吸」という本に丹田呼吸には土台が大事だとありました。しっかりした土台の上に乗っているぷにょぷにょの筒状のゼリーのようなものが上半身で、この状態だと深い呼吸が出来るそうです。
 また、人間には息を吸うのに使う筋肉はたくさんあるが、吐くのに使う筋肉は少ないそうです。したがって正しい姿勢と、息を吐くことを意識することが大事だそうです。
 私は呼吸法の専門家ではありませんから、素人の目線からこれだけは押さえないと駄目なところを書いてみました。

  • 呼吸法 には骨盤の角度が大事
  • 丹田とはそこを意識すると全身に余計な力がかからない場所
  • 吐く息が大事
  • 下半身を鍛える事が必要

呼吸法 には骨盤の角度が大事

 意外とこれを説いた本はありません。反っていても後ろに倒れていても駄目です。ちょうどよい角度というものがあるようです。その時深い呼吸ができるわけです。YouTuberの神戸淳氏はこれを深く解説しています。
 山口正貴氏の「骨盤。股関節の医学」によると股関節の周りの筋肉が凝っていると腰が反るそうです。したがって体操でほぐす必要があります。

丹田とはそこを意識すると全身に余計な力がかからない場所

 丹田というのは上丹田、中丹田、下丹田(臍下丹田)と実際には三つあります。でもここでいうのは臍下丹田です。ツボのように何かある訳ではなく小腸があるだけです。また丹田に力を入れれば良いという訳ではないようです。「氣の呼吸」の藤平光一氏は、臍下の一点に意識を集中せよと言っています。人は二本足で立つ特殊な生き物ですから、丹田に意識を持っていくと全身のバランスがとれるようです。

呼吸法 には吐く息が大事

 意識しないとどうしても吸う息が主になります。所謂、胸式呼吸ですね。だったら腹式呼吸がいいのかといえば、そう単純でもないようです。腹式では腹圧がかからないので日常では腰を痛めることがあるそうです。スポーツ選手ではパホーマンスが落ちるという研究もあるそうです。だから丹田呼吸法ですね。

下半身を鍛える事が必要

 土台がしっかりしていないと駄目ですから、当然なことにスクワットや腹筋で下半身を鍛えなければいけません。私は松井和義氏の「丹田発声・呼吸法で医者要らず」で紹介されていた丹田スクワットに斜め腹筋、ストレッチボードを使ったりしています。

まとめ

 お尻の穴を締めやすい骨盤の角度というのがあるそうです。肛門括約筋や骨盤底筋を鍛えることで丹田が鍛えられ呼吸が深くなる訳です。そしてこれによって中高年の悩みであるトイレが近いというのもかなり改善するようです。肛門の締まりが悪いと尿意を感じやすくなるようです。
 何れにせよ呼吸法の基本は姿勢と吐く息です。先の「ZEN呼吸」の著者である椎名由紀氏は何秒吐いて何秒吸うというのはしたくないと仰っています。
 そして普段の呼吸は状況により変化しているわけです。いつも丹田呼吸というわけにはいきません。
 参考になりましたでしょうか。

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