家庭用冷蔵庫は家族の人数に寄って、容量(L)の目安が示されています。しかし、容量だけで決めて良いのでしょうか。冷蔵庫は10~20年、場合によっては25年ぐらい使うものです。機能や使い易さも大事ではないでしょうか。毎日不便を感じながら、25年も過ごすのはかなりの苦痛です。そこで適正な 冷蔵庫の大きさ というものを考えてみました。
冷蔵庫の大きさ
結論から言えば、大きめが良いということです。
もちろん、台所の大きさや引っ越しの可能性の有無に寄って考え方が違ってきます。
ここでは、一軒家で台所が広い場合に限っています。
家庭用冷蔵庫が大きめが良いのは、性能と電気代が関係するからです。
性能の悪い冷蔵庫を買って長く後悔するのは避けたいですね。
冷蔵庫は年々進化していますから、安いのを買って10年ぐらいで買い替えたほうが良いという考えもあるでしょう。
でも、それではかえって高く付きますし、エコではありません。
メーカーが技術を投入するのは、ある程度 冷蔵庫の起きさ からである
液晶テレビの場合、55型ぐらいからメーカーの最新技術をぶっこんできます。それ以下ではなにかと機能が省略されています。
安い利幅の少ないテレビに沢山の機能は入れられないのでしょう。
冷蔵庫も恐らく同じでしょう。
メーカーにもよりますが、400~500Lを超えると値段が急に高くなり、機能も増えます。
300L台だとビックリするほど値段が安くなり、機能もこれといったものはありません。
電気代も400L以上で返って安くなります。
以下の記事で 冷蔵庫の大きさ と消費電力量を考えています。
冷蔵庫の消費電力
これは大型では高性能のインバーター式コンプレッサーが使われているのと、体積と表面積の関係で効率が良くなるのもあるようです。
具体的に考えてみました
電気代で元が取れる
パナソニックを例に計算してみました。
NR-E41EX1 406L 209,800円 249kWh
NR-C33ES1 326L 173,800円 322kWh
この2つは80Lの違いで、価格差は36,000円です。
一年間の消費電力量の差は73kWhです。
1kWhあたり31円として年間では73×31=2,263円の節約です。
20年使うとして45,260円の節約です。
価格差は十分に元が取れます。
生活の質が向上する
- AIによる節電機能
- 包丁で切れる微冷凍
今の冷蔵庫はこれがないので苦労しています。 - ナノイーで消臭
冷蔵庫特有の臭いには苦労しますね。 - 野菜が長持ち
- 製氷皿が清潔に保てる
今の冷蔵庫の製氷機はタンクの中やポンプに黒カビが生えるので、使わなくなりました。
など機能もかなり違うため、生活の質に影響します。
高い物はなにかと故障が少ない
なんでもそうですが、高いほうが丈夫で故障が少ないです。お金が掛かっていますから。
エコも考えよう
そもそも、しょっちゅう買い替えていたら資源とエネルギーの無駄です。
いくら性能が良くなっていても、トータルでエコではありません。
安物買いの銭失い
安いものを買うと、直ぐ不満が出て短期間で買い替えたくなりますね。
安いものは故障する確率も高いでしょう。
コストをケチっていますから。
その結果、余計なお金が掛かってしまいます。
まとめ
安い冷蔵庫を買うと、野菜や肉が日持ちしなかったり、冷凍した肉の解凍に手間取ったりと不便が多いです。
最近の夏の暑さを考えると、多少大き目で省エネタイプが良さそうですね。
もちろん人によって事情がありますから、あくまでも参考までです。
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