最近、一人暮らしの有名人がお風呂で亡くなる事故が多いですね。 ヒートショック が原因といわれています。脱衣所や風呂場の温度差が良くないそうですが、湯船に長く入るのも危険です。一年間にお風呂の事故で亡くなる人は交通事故の2倍にもなるそうです。特に一人暮らしは入浴時間が好きなように長く出来ますので余計危険です。そこで、私が風呂での事故を防ぐために1年以上実施している入浴法を紹介してみます。ものすごく簡単な方法です。
ヒートショック を防ぐには キッチンタイマー を使おう
脱衣所と風呂場の室温を上げるのも大事ですが、長湯では意味がありません。
長く湯船に使っていると血圧が下がって危険なことになります。
そこで長湯を防ぐために考えたことです。
防ぐには脱衣所にキッチンタイマーを置く。
これだけです。
時間は30分ほどにセットします。
一度セットすると時間をタイマーが記憶していますし、ブザーが鳴ると自動で0になります。
したがって、毎日スタートボタンを押すだけです。
湯温は41℃。
自動的に湯船に浸かる時間は10分ぐらいになります。
最初は急かされているようで落ち着きません。
でも直ぐに慣れますし体が覚えます。
タイマーを使うことの効果
入浴時間の短縮
湯船に10分以上入っていると危険だといわれていますね。
最近の研究では糖尿病のリスクまで高まるそうです。
タイマーが鳴る前に脱衣所に戻れば湯船に浸かっている時間が10分以上になることはまずないでしょう。
湯温が低いと長湯になってしまいますし、体が温まらないです。
冬場は41℃が良いでしょう。高すぎるのも危険です。
経費の節約
シャワーを使う時間も短くなりますから、水やエネルギーの節約になります。
タイマーは500円ぐらいからありますので、手軽です。
単4アルカリ乾電池一本で半年は保ちます。
風呂用の時計もあるようです。
しかし、家に時計が増えると電池交換も大変です。
しかも、値段が高い上にメガネを外したら見えませんし、湯垢が付くなど管理が大変です。
その点、キッチンタイマーは音で知らせるので、メガネを外していても問題ないですし、脱衣所にあるので汚れることもありません。
私の経験
酔っ払って風呂で溺れそうになる
お酒を飲んで風呂に入って、湯船に顔を突っ込んで溺れそうになったことがあります。
流石にこのときは身の危険を感じました。
お酒を飲んでの入浴はとても危険です。
こういう場合はシャワーだけのほうが良いかも知れません。
長湯でフラフラになった
長湯をしていたら、湯温が少しずつ下がって血圧も少しずつ下がってフラフラになったことが何度もあります。
冷えて重くなった体で必死に湯船から這い出し、シャワーで体を温めました。
かなり危険な状態だったと思います。
一人暮らしでは入浴時間が自由に長くできますから、お風呂に思わぬ危険が潜んでいます。
流石に危ないと思ったのでキッチンタイマーを使うことを思い付きました。
風呂の隣の脱衣所の洗濯機にタイマーの裏のゴム磁石で貼り付けています。
タイマーは防水ではありませんが、ここなら問題ないです。
体が時間を覚える
毎日のことですから、自然と30分以内に風呂を出ることが出来るようになります。
湯船の中では手足の指を解し、顔から首のツボを押さえ、顎の筋肉を解す体操をしています。
それでも10分を超えることはないでしょう。
湯船の温度も大事
低ければ体が温まりませんし、高ければのぼせます。
我が家の給湯機は給湯専用で追い焚きが出来ませんので、温度の調整が難しいです。
風呂釜に熱を奪われて湯の温度が低下しますので、サーモスタット水栓のストッパーを外し42℃よりはるかに高い温度のお湯を入れています。
風呂用の温度計を浮かべて湯温を測定しています。
近所の事例
私の近所には家族がいても風呂で亡くなった70歳の男性がいます。
まだ現役で働いていた人です。
軽いパーキンソン病の持病があり、以前から風呂で眠くなっていけないと訴えていたそうです。
11月のことでした。
冬はやはり危険です。
家族がいても事故は起きるわけですから、一人暮らしなら尚更注意が必要です。
入浴時間を短くするには
入浴時間を短くするには、無添加石けんで体と顔を洗った後、無添加石鹸シャンプーで髪を洗い、頭から一気にシャワーで流します。
このときは主に頭と顔を洗います。
その後、クエン酸リンスを付け2分ほど待ちます。
この間に鼻うがいをします。
再び頭からシャワーを浴びます。
これでかなりの時間の短縮になります。
長湯の必要はない
水道管が凍結したときと、ボイラーが故障したときに4,5日お風呂に入れなかったことがあります。
そういう経験からすれば、風呂に入れるだけで有り難いです。
長々と湯船に浸かる必要はないと、個人的には思います。
湯船に入らなければ問題はないが……
カラスの行水なら、問題はないですね。またシャワーで済ます方法もあります。
しかし、それでは疲れが取れませんし、冬場は体が温まりません。
湯船の水圧も大事らしいです。
脱衣所の室温を上げておくことと、風呂場に入る前に浴槽の蓋を半分開けておくなどして室温の差を作らないことも大事です。
しかし、湯船に長く浸かってしまうとやはり危険です。
まとめ
家族に早く風呂から出るように急かされない一人暮らしでは、自分で入浴時間を管理しなければいけません。それにはキッチンタイマーの利用が効果的という話でした。縛りがないと人間はだらけてしまいます。脱衣所と風呂場を暖かくするのも大事ですが、湯船に入る時間を短くするのもとても大事です。あくまでも個人的な方法であることをお断りしておきます。
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