パナソニックの最上位の 高級電気炊飯器 を使い始めて、4年と7ヶ月になりました。定価10万円ぐらいのものを8万5千円ぐらいで買いました。以前は2万円ぐらいの物を使っていました。炊飯器の性能は実際に使ってみないと絶対分かりません。味や耐久性などを評価してみたいと思います。
高級電気炊飯器 を使わない人は人生を損している
電気炊飯器には大まかに分けて昔からあるタイプとIHヒータータイプ、圧力釜タイプの3種類が有るようです。
私が買ったのはIHヒーター+圧力釜+スチームの最上位機種です。
- 白米が異常に美味しい
- 1日経っても美味しい
- ご飯がぱさつきにくい
- 水分過多でビショビショでも時間が経つと美味しくなる
- ご飯が臭くなりにくい
- 内釜が丈夫
内釜にダイヤモンド粒子がコーティングしてあります。通常のものより粒子が多く5年保証になっています。
内釜は買い替えに何万円も掛かるらしいです。
という訳で買って損はないという結論です。
高級電気炊飯器 が必要な理由と具体例
十六穀米が異常に美味しい
一番美味しかったのが十六穀米でした。
雑穀米モードで水位は銀シャリよりやや多めにしました。
説明書では銀シャリの目盛りを使うよう指示されています。
使ったのは、はくばくの「国産十六穀米」のスティックタイプです。
銘柄米モードはよく分からない
キャンペーンで4種類の銘柄米が2合ずつ送られてきました。
無洗米のせいか、古くなっていたせいかあまり美味しくなく、
違いもわからなかったです。
因みに普段は「きぬむすめ」を炊いています。これはとても美味しく炊けます。
一日経っても美味しい
スチームが効いているのかご飯の味が落ちにくいです。
流石に二日経つと味は落ちます。
それでも、黄色くぱさぱさになることはありません。
高級電気炊飯器 は手入れが大変
洗う部品は5点にもなります。内釜、内蓋、スチーム用のタンク、おねばタンクの蓋と本体です。
二つのタンクは水洗いでもいいです。しかし、内釜と内蓋は洗剤を使った漬け置きが必要です。
特に、内蓋は圧力調整弁や蒸気穴があり面倒です。圧力調整弁は強いシャワーの水流で洗う必要があります。
内蓋を洗うのが面倒な横着な人には進められません。
尚、最新の型は内釜と内蓋の2点だけのシンプルな仕組みに変わっているようです。
高級電気炊飯器 は内釜が丈夫
普通、5年近く使っているとフッ素加工が剥げてくるものです。
しかし、ダイヤモンド粒子の濃度が通常のものより多いせいか、今のところ剥げる気配はありません。
もっとも、この釜で米を研いではいません。
メーカーは米が研げると宣伝しています。
でもフッ素加工を守るために別のボウルで研いでいます。
大事に使っているとはいえ、流石は5年保証だけのことはあります。
通常、内釜の保証期間は3年ですから耐久性という点でも高級機は違います。
過去の炊飯器との比較
古いガス炊飯器から2万円台の電気炊飯器に買い替えた時も味の変化に驚きました。特に保温したご飯の味に驚きました。ガスのときは電子ジャーに移していました。そのせいか味の劣化が早かったです。
炊きたては美味しいですが一日も経つと急激に味が落ちました。
これはもう驚くほどでした。
この2万円台の炊飯器のときは内蓋を洗うのを数回に一回にしていました。そうしたら、蒸気弁の周りのシリコンゴムが茶色く変色して切れてしまいました。
これは本体の方に付いているので交換ができません。
おねばが外蓋から外へ溢れ出す始末です。
この小さなシリコンゴムが駄目になり11年ほどでお役御免になりました。
今の炊飯器は比較にならないほど美味しいご飯が炊けます。
構造が複雑なので毎回、丁寧に手入れをしています。
ホテルの 電気炊飯器
ビジネスホテルに宿泊した際に、朝食バイキングのご飯が美味しくてびっくりしました。
家庭用の 電気炊飯器 の高そうなのを複数台使っていました。
ビジネスホテルですから高い米を使っているとは思えません。
なのに、自分の家で白米を炊いたときと変わらない美味しさでした。
お米の銘柄より炊飯器の性能だと思います。
毎日使うものだから
以上のように値段が張る上に、洗浄する部品が多く手入れが面倒です。
しかし、毎日使うものですから10年使うと思えば値段はさしたる問題ではありません。
10年毎日毎日美味しいご飯が食べられれば高いとは言えません。
安い炊飯器で毎日不味いご飯を我慢して食べるのはあまりに損です。
人生の楽しみを捨てていると言っても過言ではありません。
内蓋はしっかり手入れをしていれば、次に洗うときに楽です。横着はいけません。
まとめ
良いものは良いということです。
最近は、輸入小麦の高騰と外食の復活でお米の需要が増えて値段が上がっているようです。
それでも小麦より安いです。
安いから小麦の代わりでは余りにも勿体ないです。
毎日おいしいご飯を食べたいですね。
ですから炊飯器にお金をかけても損はないという話でした。
高級炊飯器の性能は実際使ってみないと分からないものです。
食わず嫌いでは勿体ないです。
電気炊飯器はプロジェクトXでも紹介されたように、日本の偉大な発明品です。
その最高峰を使わない手はありません。
コメント