太陽熱温水器 の ボールタップ を交換してもらった件
太陽熱温水器 の水位を調整する ボールタップ という部品を交換する羽目になりました。
太陽熱温水器 は滅多に故障するものではありません。
しかし、唯一と言っていいほど故障する部品が ボールタップです。
20年近く使っていますが、今回で2回目の交換です。
その顛末を書きます。
太陽熱温水器 の ボールタップ を交換してもらった件

太陽熱温水器 の ボールタップ を交換してもらった
日曜日にお世話になっている太陽熱温水器の業者さんが突然訪ねてきました。
この夏の暑さでゴムが傷んで水漏れが多発しているとのことでした。
点検をしてもらったところ水漏れはありませんでしたが、水位を調整するボールタップが傷んで水位があふれる寸前でした。
水位を調整する ボールタップ のパッキンが傷んでいたようです。
スマホで撮った写真で説明を受けました。
たしかにオーバーフローした時に水を排出する穴の直前まで水位が上がっていました。
早速交換してもらいました。
手数料込みで12,000円でした。高いのか安いのか分からない値段です。
いきなり来たのに修理を依頼した理由
実は今年の5月頃に、屋根に登って谷樋の点検をしていた時に太陽熱温水器から急に水が漏れ始めました。
直ぐに水が止まったので、そのまま忘れていました。
10年ぐらい前にも交換していたので、寿命でしょう。
ボールタップ の交換が必要な具体的理由

ボールタップ Amazonより
太陽熱温水器 の中で唯一機械的に動くのがこの部品です。
トイレのタンクの中にあるのと同じ構造です。
しかし、真夏の屋根の上で大変な高温に晒されます。
そりゃ壊れるでしょう。
60℃まで耐えられるパッキンのようですが、それ以上の温度になっている可能性があります。
交換後の写真を見ると以前の水位の跡が残っていました。
かなり水位が下がったようです。
自然環境の影響を受けやすい
太陽熱温水器は屋根にある以上、夏の暑さや台風の影響を受けやすいです。
太陽熱温水器の一番高い位置に ボールタップ は取り付けられています。
お湯が一番熱くなる場所でもあります。
夏の強烈な日差しを受けて屋根の上は灼熱地獄です。
アルミのカバーがあるとはいえ、かなりの高温になるでしょう。
無事な方がむしろ不思議です。
10年前に鉄の水道管から剥がれた錆の破片が挟まって、交換したことがあります。
これはちょっと特殊なケースですが、台風でアルミのカバーとその下のポレチレンの蓋が落下してことがあります。
何かと自然の影響を受けます。
まとめ
昨今の夏の暑さは異常です。
屋根の上にある太陽熱温水器がダメージを受けないほうが不思議です。
もし水漏れがあれば、ゴムやパッキンの劣化が考えられます。
涼しくなったら点検をしてみては如何でしょうか。
自分で交換できる人はメーカーごとに用意されていますのでネットで注文してもいいでしょうがメーカーが同じでも品番が同じとは限りません、自信のない方は業者に頼みましょう。
ランニングコストが0の太陽熱温水器ですが、思わぬ弱点があったという話でした。
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