ダイキンルームエアコン うるさら 買ってよかった点

ダイキンルームエアコン生活
ダイキンルームエアコン室内機

ダイキンルームエアコン の最上位機種を9年間、自室兼寝室で使った感想です。フィルター自動お掃除機能とダイキン独自の加湿機能があります。冷房能力2.8kwのタイプで8畳(京畳)の木造の部屋で使用しています。窓には断熱材を貼り付けています。扇風機と空気清浄機を併用しています。

ダイキンルームエアコン うるさら 買ってよかった点

ダイキンルームエアコン

ダイキンルームエアコン 室内機

  • 冷房の能力は十分
    最近のエアコンの冷房機能はメーカーによる差があまり無いようです。
     冷房の効きは十分過ぎるくらいです。
  • 暖房は他の暖房が殆ど要らないレベル
     暖房の能力は5.8kw(外気温2℃でパワフル運転)とかなりの能力です。
  • フィルター掃除機能はそれなりに便利
     完全に汚れが取れるわけではありません。しかし2週間おきに掃除をしなくてもいいので楽です。
  • 給気機能がある
     排気機能はあっても給気機能があるエアコンは限られます。コロナのときは、これで人気があったようですね。
  • なんだかんだいっても丈夫
     機械部分は勿論ですが、プラスティックのボディも分厚く丈夫です。
  • 構造がシンプル
     構造がシンプルなので、手入れが簡単です。メーカーによっては構造が複雑すぎてエアコン洗浄を断られることもあるそうです。その点心配はありません。

残念な点

ダイキンルームエアコン室外機

ダイキンルームエアコン室外機 上が加湿ユニット

  • 音が煩い
     他のメーカーに比べて明らかに室内機の運転音が煩いです。元は業務用のメーカーだから仕方ないのかも知れません。ただし、9年前なので最新型は改善されているかも知れません。
  • 外が氷点下のときは流石に霜取り運転のために暖房が頻繁に止まる
     寒冷地用ではありませんので、外が氷点下だと暖房と霜取り運転の繰り返しになります。
     ただし、ハイブリッド型なので霜取り時に室温はそれほど下がりません。
  • フィルター掃除機能の過信は禁物
     10年間お手入れ要らずというメーカーの甘言を信じると、大変なことになります。
  • とにかく重い
     室外機は46kgありますし、室内機もかなり重いです。よって設置場所を選びます。
  • 快適エコ運転では暖気が上に溜まって下まで温まらない
     サーキュレーターがどうしても必要です。
  • 加湿機能に電気代が掛かる
     パンフレットの隅にこっそり書かれています。
     室外機の上に加湿ユニットというのがあります。此処に加湿ヒーターというのがあってこれが曲者です。
  • ストリーマユニットの定期的な手入れが必要

具体例

  • 三年掃除をしなかったら内部が誇りだらけになった
     10年間お手入れ要らずを信用して放おっておいたら、埃っぽくなりました。前面のカバーを外したら、埃だらけでした。ダストボックスにも結構埃が溜まっていました。フィルターを始め全体に掃除機を掛けました。
  • 他のメーカーに比べて運転音が煩い
     これにはちょっと困惑しました。まあ慣れればどうということはありません。
  • 加湿機能に最大600Wの電力が掛かる
     実際使ってみると吹き出す風がしっとりとした感じにはなります。あくまでも気休めにしかなりません。ですから普段は使わず代わりに空気清浄機の加湿機能を使っています。100Vタイプで最大600W,200Vタイプで最大800Wかかるそうです。メーカーは都合の悪いことは言わないので注意が必要です。
     もっともこの機能を利用して給気をしているようですので、無駄ではありません。
  • 黴臭くはならなかった
     冷房運転の後は内部クリーン運転を実施しています。一時間半くらいかかります。ストリーマと送風で内部を乾燥除菌するものです。お陰で黴臭くはなっていません。
  • 暖房の際はサーキュレーターが必要
     快適エコ自動とエアコンのサーキュレーション機能ではどうにもならないので、マニュアルで下向きの気流を最大にして扇風機と空気清浄機のサーキュレーション機能で部屋の空気を循環させています。
  • 室外機が重い
     熱交換器のフィンの密度が高いのとコンプレッサーが大きいのか46kgあります。このため、工事の際は業者さんが他のチームの協力を仰いで、朝早くから四人がかりで屋根に上げてくれました。
  • ストリーマユニットの手入れが定期的に必要なのが面倒
     2,000時間ごとにランプが点滅して知らせてくれます。取り外して洗浄しなければいけません。他のメーカーではこのような事はないのではないででしょうか。1時間水に付けて綿棒でチタン合金の電極の汚れを軽く拭くだけですが、乾くのに時間がかかりますし結構面倒です。
  • とにかく丈夫
     前のメーカーは8年を迎えた当たりから、コンプレッサーが草臥れてエラーが出るようになりました。真冬に動かなくなったときは参りました。今やエアコンは必需品ですから、故障したら大変です。今のダイキンのルームエアコンは一度も調子が悪くなったことはありません。真冬でも踏ん張ってくれています。

まとめ

ダイキンのルームエアコンは値段が割高です。その分、性能が良く丈夫なことは確かなようです。元々業務用のメーカーですからね。
静音性や省エネ性能、センサーの性能は微妙です。フィルター掃除機能の過信は禁物です。構造がシンプルで部品が丈夫なので手入れは楽だと思います。
売りの加湿機能は電気代が掛かりますし、100Vタイプの場合は加湿器の代わりにはなりません。結局、空気清浄機の加湿機能を使ったほうがお得ですし、効果が高いです。
なんだかんだいっても性能は高いので概ね満足しています。

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