Sony Music Center for PC はパソコン用のアプリです。通常はUSB DACに接続して使うものです。接続先をUSB DACではなくホームネットワークでAVレシーバーのSTR-AN1000 に接続してみました。Sony Music Center for PCが自動で接続先を検出してくれます。AVレシーバーのサーバー機能をオンにすると可能になります。ブラビア経由でも可能なようですね。しかし今回はAVレシーバーでやってみました。
Sony Music Center for PC を STR-AN1000 で使ってみました
便利ですが音質的には今ひとつです。
BGM程度なら問題がないと思います。しかし音質に拘るならお勧めしません。
接続先からホームネットワークを選ぶだけで接続できます。接続はとても簡単です。
- 音質は今ひとつ
Wi-Fi接続のはずですが、音質は今ひとつです。BDレコーダーのミュージックプレーヤー機能のほうが音は良いです。更に良いのはCDプレーヤーです。
- PCで操作できる
PCで操作できるのでとても使いやすいです。自分で作ったお気に入りのプレイリストがそのまま使えるのは便利です。BDプレーヤーではこういったことは出来ません。
- サーバー機能をONにする必要がある
Wi-FiをONにしなければ当然使えません。でも余計な電波は出したくありませんね。PCやコードレススピーカーなど部屋にWi-Fiを使う機器がたくさんあると、体への影響が心配になります。
高音質が期待できないわけ
LANケーブルでルーターに接続する必要がある
説明書を見たら、PCをLANケーブルで接続する必要があるようです。
ルーターの前後が無線では高音質は望めないみたいです。
PCオーディオならASIOとWASAPI排他モードで余計な回路をパスしてノイズを排除してUSBケーブルでDACに出力できます。したがって、非常にスッキリとした音になります。しかし無線ではこのクオリティーは到底期待でき無いと思われます。
Sony Music Center for PC のファイルをBDレコーダーのHDDに転送してみた
同じファイルを両者で聴き比べてみました。PC側で再生すると音がざらついた感じです。デジタルでも微妙に音質が違うのがわかります。
とても長時間聴けるものではありません。
また電磁波の影響からか頭がボーとなる気がします。気のせいなら良いのですが。
まとめ
スマホのSony Music Center でも同じことが出来るようです。いずれにせよ音質的には期待できないので、BGM程度に留めておいた方が良さそうです。
結局、スマホやパッドからが本来の使い方のようです。
小さなスマホのスピーカーでは物足りないのでAVレシーバーで再生するというのなら、十分満足の行くレベルでしょう。
なお、筆者は全てSONY製なのでAVレシーバーのWi-FiがOFFでもBRAVIAのほうで、再生できます。ARCでAVレシーバーに音が行くんですね。でも音質は同じです。
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