シロアリ駆除 こんな業者は危険!
シロアリ駆除は自分でやるわけには行きません。業者に頼むしかありません。しかしながら素人にはどうして良いかわかりません。初めてだと何処に依頼していか分かりません。相場も分かりません。そこで私の失敗談を絡めてお話します。
シロアリ駆除 業者に依頼する前に考えること
シロアリ駆除 業者をどう選んだらいいのか
シロアリ駆除の話です。
五月の晴れた日に突然、羽アリ(ヤマトシロアリ)が玄関等に現れ、慌てたことはありませんか。シロアリ駆除の業者を呼ぼうにも何を基準にして選んで良いのか分からない。費用がどれ位掛かるかも見当がつかない。そんなあなたに私の経験から選び方を失敗談をこみで紹介します。結論から言えば以下になります。
- 公益社団法人シロアリ対策協会の会員企業であること (資格を取得した人が作業してくれる)
- 大手の企業(JA等)と業務提携していること (信用できると同時に適正価格)
- シロアリ駆除が本業であること (副業だと技術的に怪しい)
シロアリ駆除 の作業は見えない
シロアリ駆除は床下で行われるため、依頼者は作業を直接見られません。この為、手を抜いても分かりません。かつては悪徳業者が蔓延ったため5年間の保証や無料点検など法律での規制が強化されたようです。それでも技術の差は法律ではどうにもなりません。業者がなんだかんだ言ってきても素人には判断が出来ません。床下に入るわけにも行きませんし。
シロアリ駆除の適正価格がわからない
JAの場合、農協価格というのがあって一坪当たりの費用が相場の上限と下限の中間ぐらいに設定されているようです。私が頼んだ業者の場合、農協の生活科から依頼した場合と、直接依頼した場合(HPで確認)とも同じ価格でした。なので相場が分からない場合、業務提携しているところはまず安心です。
シロアリ駆除が副業だと技術が怪しい
私が9年前に依頼した業者は床下工事が本業で、白アリ駆除は副業でした。結局9年で再発しました。しかも三箇所もシロアリが上がっていました。今度の業者さんに聞いたらシロアリというのは羽アリが飛んできて巣を作って再び羽アリが飛び立つまで10年は掛かるそうです。5年間は薬が効いていますから、9年で再発は早すぎる訳です。つまり作業が杜撰だったということです。小さくても技術のある業者さんもいるでしょうが、素人には見分けが付きません。
駄目なシロアリ駆除業者は小さい所が雑
- いい加減なものを売りつける
前の業者さんはセラミックスを使ったという吸湿剤を売りつけてきました。しかしこれは外側の袋に紙が使われているため、シロアリの餌になってしまうとのこと。また並べているだけなので隙間から湿気が上がって来るようです。実際、吸湿剤は飽和状態で床下はムンムンしていました。新しい業者さんはアルミコーティングのシートを張って隙間をテープ塞ぐようです。今回は古いのがあるので見送りました。 - 家の中を汚す 傷つける
前の業者さんは吸湿シートの入ったダンボールを玄関のフローリングにどさっと雑に置いた結果、傷が付いてしまいました。今回の業者さんは縁側から畳を上げた進入箇所までブルーシートを敷いてそれ以外は歩きませんでした。終わってから周囲を掃除機で掃除してくれました。前の業者は何もしてくれません。 - 穴を開けた後の修復が雑
トイレの床や風呂の床の消毒も義務付けられているようですが、下がコンクリートで必要がないのにタイルの目地に穴を開けて消毒した体を装っていました。薬剤はどこへ入れたのでしょう?しかも修復が雑で一目でわかります。新しい業者さんは壁のタイルの目地に穴を開けていましたが、殆分からないほど綺麗に修復してくれていました。
かくも違うものかと驚いた次第です。
業者選びはとても大事
シロアリ駆除は何十万円もの出費になります。だから失敗すると大変です。そもそも業者は依頼してから訪ねてくるものです。向こうから来るのはそれだけで怪しいわけです。私が最初に頼んだ業者は排水口の点検を名目に訪ねてきました。やがて床下も見せてくれと言い出しました。最初からそれが目的だったのでしょう。仏壇の下から見覚えのある木片(以前、仏壇の工事のときに地面に転がっているのを確認)を拾ってきて白い幼虫がいると見せました。仕込んだのかも知れません。
今となってはあのお金は何だったのかと思います。向こうからやってくる業者は大概信用なりません。
因みに羽アリは一年のうち現れるのは1日か2日です。しかし白い幼虫は床下で年中、木を食い荒らします。ホームセンターで売っている殺虫剤では気休めにもなりません。
皆さんは慎重に選んでください。参考になりましたでしょうか。
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