Blu-spec CD2 をBDレコーダーに取り込んでみました
Blu-spec CD2 をBDレコーダーに取り込んでみました。PCから取り込んだものを転送したものです。
PCのドライブですから、クオリティーは余り期待できません。
しかもネット経由ですから、音質が劣化しているかも知れません。
それでも、やはり音質が違うようです。
普通のCDとは全く違う音質です。
理由は分かりません。
Blu-spec CD2 はBDレコーダーに取り込んでみました

Blu-spec CD2 をBDレコーダーに取り込んでみました
当然、CDを直接再生した方がもっと音質がいいです。
PCにCDを取り込む際はデジタル信号を完璧にコピーできると考えていましたが、そう簡単な話ではなさそうです。
そうでないと、CDの素材やカッティングのクオリティーの違いで音質が変わるのは説明ができません。
その理由
CDというのは70%ぐらいしか信号が読み取れていなくても、再生できるそうです。
読み取れなかった信号は前後のデータから自動で修復する仕組みになっているようですが、どうやら全ての信号を再生できているわけではないようです。
でなければ、CDの素材やカッティングの精度が変わっただけで音が変わるわけはありません。
PCに取り込むリッピングも完璧ではないのでしょう。
CD-ROMと音楽CDでは仕組みが異なるので、そうなるのではないでしょうか。
もしリッピングが完璧なら、一度PCに取り込んだほうが良い音質ということになります。
でもそうは思えません。
具体例
APO版
昔、中島みゆきのアルバムにAPO版[アモルファスプレオレフィン]というがありました。
アクリル樹脂の代わりにポリカーボネイト、アルミ合金のかわりにアモルファス合金を使ったものです。
これをPCに取り込んだものをBDレコーダーに転送して聴いていますが、明らかに音質が違います。
30年ほど前に「10wings」というアルバムの通常版とAPO板を持っていますが、明らかに音質が違いました。APO版は高音の抜けが良く低音がずっしりと響きました。
PCに取り込んでも違う気がします。
Blu spec CD2
Blu spec CD2のライブCDも明らかに音質が違います。
普通のCDはどう頑張ってもこういう音にならないからです。
普通のCDではデータの取りこぼしがかなりあるのではないでしょうか。
BDレコーダーの音楽再生機能で再生すると、他のCDとは明らかに音質が違います。
CDの再生時の効果だけではない
音楽CDを直接再生する際に、高音質CDの効果が発揮されると思っていましたがPCに取り込んでも差があるようです。
まとめ
CDはその能力を完全には発揮していないようです。
そうでなければBlu spec CD2などの高音質CDが発売されないですし、未だにLPレコードの需要がある理由が分かりません。

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