SONY Music Center for PC を使い始めて6年ぐらいになります。そこで感じて書いた記事をまとめてみました。このアプリはもともとUSB-DACに繋いで使うものです。現在はソニーのAVアンプのSTR-AN1000に繋いで使っています。
SONY Music Center for PC を使って感じたこと
SONY Music Center for PC は巷では 使いにくい と謂われています。昔のMedia Goに比べると機能が少なくなってがっかりです。でも他にないので仕方がないです。
Xperiaへの転送も出来ません。
したがって、ここでは音質に限って述べます。
- USBDACへの接続では素晴らしい音質だった
- BRAVIAへの接続は今一つ
- STR-AN1000への接続はまあまあと言った感じです
Music Center for PC をブラビアと ATR-AN1000 で比較してみた
SONY Music Center for PC の出力先においての音質の違いの理由
- USB-DACはソニーのUDA1を使った
USBケーブルは付属のものを使いました。
これが一番音質的には良いと思われます。
もっとも、ソニーはUSB-DACの製造を止めてしまいました。残念です。
売れなかったのでしょう。 - BRAVIAのサーバー機能を使った
Music Center for PC から接続出来ます。しかし、後述する理由でお勧めできません。 - ATR-AN1000 への接続
これは流石に音質が良くなります。でもWi-Fi接続の限界を感じます。
実際に使った具体例
UDA1の音
WASAPIやASIOといった音質を良くする出力モードでは、一皮剥いたような良い音になります。
UDA1にはDSEEという圧縮音源の失われた高音部分を補う技術がありますが、これでは不十分です。
Music Center for PC にあるDSEE HXを使うと見違えるほど音が良くなりました。
もっとも、現在はスピーカーをAVアンプに使っているのでDACは埃を被っています。
BRAVIAへの接続は話がややこしくなります
HDMI端子を使ってAVアンプに音を戻さなくてはいけないからです。
所謂、ARC(audio return channel)もしくはe-ARCのことです。
ざっくりいうとARCはDVDレベルの音質。e-ARCは上位規格でBDレベルの音質でしょうか。
BRAVIAがe-ARCに対応していてもHDMIケーブルがそれに対応した高品質のものでなければいけません。
ATR-AN1000への接続はハイレゾに対応
専用のアンテナでの接続ですから、ハイレゾにも対応しているようです。
ATR-AN1000 にはDSEEの最上位のUltimateというのが搭載されています。
したがってHXではなくUltimateで処理された音を聴いています。
それでもちょっと物足りないですね。
もっともATR-AN1000に付属の紙の説明書にはルーターとLANケーブルで接続するよう推奨しています。こちらは試していません。
他にもアプリある
他にも音楽再生アプリはあるでしょうが、筆者は詳しくありません。あくまでソニーのテレビとAVアンプを持っている人向けの記事です。
まとめ
音楽を聞くのにいちいちPCを立ち上げるのも面倒です。PCの横にスピーカーを置くならDACもいいですね。私はAVアンプしか使わないですし、アンプのサーバー機能を絶えずオンしているのもどうかと思いますので、使わなくなってしまいました。
結局、ソニーのBDレコーダーの不便なアプリを使って、HDに転送した音楽を聴いています。
こちらのほうが音が良い気がします。
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