SONY STR-AN1000 はソニーのAVアンプの最上位機種です。2年3ヶ月使ったので、エイジングを含めて感想を書いてみたいと思います。1日2,3時間の使用ながら、目安の1000時間を超えていると思われます。感覚的には尖ったところが無くなり、かなり安定してきたという感じです。
SONY STR-AN1000 を2年3ヶ月使ってみた 感想

STR-AN1000
感想を挙げてみると以下のようになります。
- 尖った感じが薄れ、落ち着いた音質になった
- 静かな部屋での表現力は秀逸
- DSEE Ultimate の御蔭か96kHz 24bitリニアPCMより48kHz 24bitのサラウンドの音がいい
全体に音質が良くなったという感じです。
音質が良くなった理由
フロントスピーカーを壁から20cmほど離し低音がよく出るようになりました。バスレフスピーカーが後ろに付いているので壁から離さないと駄目みたいです。音が良くなったのは、当然それだけではありません。
エイジングの影響?
大分角が取れて優しい音になりました。恐らくエイジングの影響でしょう。
低音もよく響くようになりました。
ダイナミックレンジが拡大されている
DSEE Ultimateでダイナミックレンジが16itから32bitに拡大されています。
これが意外に侮れません。
静かな部屋では効果を発揮するようです。
AVアンプなので2chよりサラウンド
Music videoでのサラウンドは通常、48khz 24bit ですから、フロントスピーカーにはDSEE Ultimateが働きます。
ATR-AN1000 はミドル級のピュアオーディオに匹敵するといわれています。
しかし、基本AVアンプですからサラウンドの音のほうが良い気がします。
実例
優しい音になった
使い始めた頃は高音がきつく、あまり良い音ではありませんでした。
長く聴いていると疲れるぐらいでした。
今では大分落ち着いて優しい音になりました。
静かな部屋で聞いたら驚いた
生々しい音にゾクッとします。
ダイナミックレンジを16bitから32bitに拡大されていることが関係しているのではないでしょうか。
リニアPCMの96kHzは24bitですから、アップコンバートとはいえ更に拡大されていることになります。
超音波成分は聞こえませんから、あまり関係ない気がします。
リニアPCMよりサラウンドの音が良い
BDのミュージックビデオをリニアPCMで聴きました。DSEE Ultimateは働きません。
サラウンドは48kHzですので働きます。
センタースピーカーの働きもあるでしょうが、明らかにサラウンドのほうが良い音です。
360 special mappingの効果もあるかも知れません。
アップコンバートはあったほうが良い
アップコンバートとはいえソニーの場合はよくある人工的な音ではありません。
態とらしい音ではありません。
TVの音も殆どmusicで聴いています。
全てこれで事足ります。
まとめ
2年以上経ってSTR-AN1000の良さにだんだん気がついてきたという感じです。
Movieモードでは殆ど使っていませんが、2年経っても買ってよかったという気持ちは変わりません。
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