STR-AN1000 使ってみた 感想

オーディオ・ビジュアル
DSEE Ultimate を搭載したAVレシーバー

STR-AN1000 の感想です。
ソニーの最新のAVレシーバー STR-AN1000 を10箇月使った感想です。
最初は古いスピーカー2つのみの構成から始めました。
ひと月後にコードレスリアスピーカーを買いました。上向きのスピーカーが付いたタイプです。
未だに使いこなしているとは言えませんので、基本的な機能に関しての感想です。

STR-AN1000 使ってみた 感想

STR-AN1000

STR-AN1000

STR-AN1000 買って最初にやったのは30年前の古いスピーカーを使ってのステレオ再生です。
当時流行ったミニコンポのスピーカーです。
ケンウッドのKs’に付属のLS-1001という単品でも売られていた製品です。
8Ω 60Wというスペックです。

BDレコーダーで再生

同じソニーのハイレゾ対応のBDレコーダーの音楽再生機能を使いPCから転送したCD音源を聞きました。
後で気が付いたのは最上位の機種なのに若干ざらついた感じに聞こえます。レコーダーの問題なのかケーブルの問題なのか。転送の時に劣化したのかは不明です。
しかしミュージックプレーヤーとしては十分なクオリティーと思われます。
ソニーはBDレコーダーをミュージックプレーヤーとして使う考えのようです。

CDプレーヤーで再生

27年前のESシリーズのCDプレーヤーを使用しました。光ケーブルでAVレシーバーと接続しました。したがってCDプレーヤーのDACは関係ありません。
不思議なことにこちらの方が低音がしっかり出ます。

USBメモリで再生

PCに取り込んだCD音源をコピーして再生しました。前面のUSB端子に差し込みます。
サウンドフィールドはオーディオエンハンサー(A. ENHANCER)です。
BDレコーダーよりスッキリした音です。
何故そうなるのか分かりません。

BDレコーダーでCDを再生

ハイレゾ対応のせいかCDプレーヤーと遜色ありません。CDプレーヤーは要らないんじゃないかと思うくらいです。

最小限の構成でサラウンド環境を構築

2チャンネルから7.1.チャンネルまで本体で設定できます。
いろんなスピーカー構成に対応しているんですね。
私の場合、フロントとリアスピーカー(SRAS5)とTVの下向きのスピーカーをセンタースピーカーとして使っています。
リアスピーカーには上向きのスピーカーが付いています。これは後述する360 SPECIAL MAPPING(サンロクマル スペーシャル マッピング)に必須のものです。
したがって正確には5.0.2チャンネルです。

360 SPECIAL MAPPING を使う

SRAS5


これが本機の最大の売りのようです。
リモコンでオン・オフできますので、比べてみるとまるで違います。音源は5.1チャンネルですので上下方向の情報はありません。
しかし、臨場感がまるで違います。
映画でもライブBDでも効果を感じます。
コードレスリアスピーカーの音が弱い気もします。口コミでも指摘されていますね。しかし付属のマイクロフォンで音場調整をしていますので、問題ないはずです。メジャーでスピーカーの距離も測って入力してあります。
むしろリアスピーカーが煩いと不自然ではないでしょうか。

ピンコードでTVと繋ぎTVの下向きのスピーカーをセンタースピーカーとして使う

ソニーの一部のブラビアにある機能です。
これは正直お勧めできません。
デジタルアンプのせいか音が固く、耳障りです。
やはりセンタースピーカーを別途設置しなければ駄目ですね。

まとめ

音楽とTV視聴はMUSIC(オーディオエンハンサー)、映画はA.F.D MOVIEで使っています。細かい設定はしていません。
BDレコーダーをミュージックプレーヤーとして使っています。オーディオと兼用していますので、取り敢えずのシステムとしてコレで十分かなと思っています。
2チャンネルのCD音源でも十分な音質です。
フロントスピーカーの特性にリアスピーカーを合わせる機能が付いています。そのせいかスッキリとまとまった素直な音です。
和室で音の反射が弱いせいかそれ程のサラウンド効果は感じません。しかしこの値段で十分なクオリティーだと思います。

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