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Blu-spec CD2 は本当に音が良いのか

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Blu-spec CD2 は本当に音が良いのか
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Blu-spec CD2 は本当に音が良いのか
Blu-spec CD2 というのはソニーが開発した高音質CDの改良版です。
問題は本当に音質が良くなっているかということです。
中島みゆきのBlu-spec CD2 仕様のCDを2種類持っていますので、実際聴いた感想です。
機器で測定などは出来ませんので、実際に聞いてみた感想です。
あくまでも個人の感想です。

Blu-spec CD2 は本当に音が良いのか

Blu-spec CD2 は本当に音が良いのか


結論から言えば、確かに音のキレが良くなっています。
もっともリマスタリングがされていますので、そちらの効果もあるでしょう。
それを差し引いても音が良くなっていると感じています。

Blu-spec CD2 によって音が良くなるとされる理由

樹脂が違う

アクリル樹脂の代わりに高分子ポリカーボネイトなるものが使われているそうです。
高分子ポリカーボネイトは硬いですし、光の透過率も高いらしいです。
これが音質に貢献するみたいです。

BDの技術を使ってカッティング

ブルーレイディスクの技術を使って精度の高いカッティングが行われているそうです。
カッティングとはデジタル信号を凹凸で生成することです。

難しいことは分かりませんが、ブルーレイディスクの製造技術を使って音質の良いCDを作るということらしいです。

実際に聞いてみた感想

中島みゆき 2020ラスト・ツアー「結果オーライ」を聴いてみた

結果オーライ

結果オーライ


2020年にコロナのために8回で中止になったツアーの音源です。
ミュージシャンの演奏のミスをチェックするために、プロデューサーが毎回録音している音源を元にCDにしたものです。
CDより高音質の規格で録音してあったそうです。
ライブ収録の前に中止になったので、ライブビデオはありません。
したがって比較するものがありませんので、このCDのみの感想です。
今まで聴いたことがない音質でした。
切れがあって奥域があるという印象です。
煩いぐらい音が響いてきます。

Singlesを聴いてみた

singles

singles


昔のシングル集です。
これも昔のCDを持っていませんので比較ができません。
しかし、昔のLPをCDにして再発売したアルバムは何枚か持っています。
1990年頃に発売されたと思います。
昔のCDはお世辞にも良い音ではありませんでした。
それと比べると比較できないくらい音質が良くなっていました。
演奏は今のCDと比べても遜色がないくらい良い音になっていました。
しかしボーカルは音域が狭かったせいか、余り変わっていない感じです。
此処はちょっと残念なところです。

リマスタリングの影響だけでは決してない

ベストアルバム 「ここにいるよ」を聴いた

このアルバムはコロナで活動休止中に出たものです。
残念ながらBlu-spec CD2 ではありません。
リマスタリングはされているようです。
こちらは元のCDをすべて持っていますが、音質の違いは余り感じません。
聴こえ方は多少変わっている程度です。
しかも普通のCD特有のゆるい音質です。
リマスタリングだけでは余り変わらないということですね。

触っただけでも違いが判る

音質以前にディスクに触っただけで、感触の違いが分かります。
ポリカーボネイトは硬くて傷がつきにくいようです。
その点も助かりますね。

まとめ

明らかに高音質になっていると思われます。
普通のCDは製造技術の問題で本来のポテンシャルを発揮していないのではないでしょうか。
CDにはまだ可能性がありそうです。
もっとBlu-spec CD2 のCDが増えると良いですね。

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