フレッツ光ネクスト Ipv6

フレッツ光ネクスト隼生活
NTT西日本HPより

フレッツ光ネクスト 隼 を9年使った 感想
フレッツ光ネクスト (NTT西日本)を家庭用で9年使った 感想 です。
本来業務用としても使えるものですが、
家電量販店でPCを買う際にキャッシュバックがあるというので加入しました。
光回線を選ぼうにも色々あって初心者にはよく分かりません。
最近はコラボ商品とかで格安の回線があります。
しかしこれはNTTから回線を借りたものですね。
とにかく、実際使っている人の感想がネットであまり見かけません。
そこで本家本元のフレッツ光ネクストの感想です。

フレッツ光ネクスト Ipv6

フレッツ光ネクスト

フレッツ光ネクスト NTT西日本HPより

フレッツ光ネクスト 隼というのはNTT西日本だけです。NTT東日本のフレッツ光ネクストとは少しサービスの内容が異なるようです。
しかもファミリー・スーパーハイスピード タイプです。いわゆる戸建ですね。
ネットの情報ではフレッツ光ネクストは他のサービスに対して速度がやや遅いか同等で、
応答速度は一番遅いそうです。料金は一番割高とされています。
しかし話はそう単純ではありません。
速度は様々の要素で変わりますし、料金の仕組みは複雑です。
島根の田舎で戸建てのせいか速度は問題ありません。
(アパートの場合は一つの回線をみんなで共有するため、料金は安いですが、遅くなるようです。)
個人的には満足しています。
その理由は以下のとおりです。

  • 何と言っても安定している。
  • 速度は遅いときでも40Mbps出ている。
  • 応答速度はオンラインゲームをやらない限り問題にならない。
  • オプションが色々あると他に乗り換えても安くなるとは限らない。
  • 固定電話がある場合は料金を一緒に払える。したがってクレジットカードが要らない。

フレッツ光ネクスト IPv6 が使えていますか

フレッツ光ネクストはベストエフォート型サービスです。
理論値は1Gbpsですが実際には様々な理由で遅くなります。
最善は尽くすけど1Gbpsは保証されているわけではないということですね。
「みんそく」というサイトによると僅かな差ですが、一番遅いようです。

私の場合はルーターを一階に置いて二階のPCで測定をしてみました。
使ったサイトはグーグルのスピードテストです。
ルーターの周波数5GHzでの測定です。
平日の夜遅くに下りが102Mbpsぐらい、上りが56Mbpsぐらいでした。
週末の同じ時間は下りが42Mbpsぐらいでした。
時間帯による違いは調べていません。
一階のルーター近くで平日の夜に測定したら、下りも上りも200Mbpsほどでした。
時間は平日の夜10時頃です。
40Mbpsあれば問題はないらしいですから、十分です。
しかし、みんそく(みんなのネット回線速度)の近隣の平均は310Mbpsぐらいですから、
大分遅いです
私の回線はIPv4とIPv6の両方に対応しています。
IPv4とIPv6というのは通信規格のことです。IPv4の約43億のアドレスが枯渇してきたので新世代のIPv6が登場してきたわけです。
IPv4はPPPoE接続です。電話回線でパソコン通信をしていた時代からある接続方法です。理論上の最大速度は1Gbpsです。
IDとパスワードを自動で入力するのとONU(ネットワーク終端装置)を経由するため混雑します。
IPv6はIPoE接続です。回線で判断するためパスワードは要りません。光回線に特化した次世代の接続方法です。理論上の最大速度は10Gbpsです。ONUを経由しないため混雑しにくいとされています。
IPv4接続をIPoE + IPv4 over IPv6にすれば速度が上がるらしいです。
IPv6に対応したサイトは「Google」、「You Tube」などごく僅かですので、
IPv4のデータを自動的にIPv6に変換して送る技術がIPv4 over IPv6です。
しかし、私の場合、ルーターが10年前のものなので対応していません。
ゲートウェイやプロバイダー(OCN)は対応しているのですが、致し方ないです。
もっともIPv6には対応しているようで、どおりでYou Tubeは2.4GHzでも問題なく使えます。
IPv4 over IPv6に対応しているかどうかが鍵になるみたいです。
これを使えば、理論上はフレッツ光ネクストもフレッツ光から回線を借りている光コラボも速度は同じはずです。
また激安のプロバイダーではIPv6が有料になるところもあるので注意が必要です。

コラボ光は本当にお得なのか?

携帯キャリアの光コラボではスマホ料金が値引きされるのを売りにしています。
しかし、データ量が1Gの一番安い契約では値引きは適用されません。
2G以上の契約をしている人にはお得でしょう。
また、家族割が使える人はお得かも知れません。

オプションを加えるとどうか?

ひかり電話にナンバーディスプレー、ボイスワープ、トレンドマイクロのウイルス対策ソフトを加えると私の場合、7,230円です。光コラボの場合かえって高くなることもあるらしいですので、きちんとシミュレーションしましょう。

まとめ

  • 全国で使える フレッツ光ネクスト は安定している上にサポートも充実しているので初心者には良いでしょう。
  • 私の場合、ファミリー・スーパーハイスピード タイプのせいか速度は実用上問題ありません。
    今まで書いた理由で、回線を共有してもフレッツ光もコラボ光も理論上速度が遅くはならないようです。
    結局、IPv4 over IPv6に対応しているかどうかが鍵になります。
    また、プロバイダーが対応していても手続きをしないと使えないようです。
    ホームゲートウエイやルーターが対応しているかどうかも確認しないと駄目です。
    私のような古い機材を使っている者が、「みんそく」の平均速度を下げている可能性がありますね。
  • 光コラボには何時でも切り替えられますし、ドコモ光に切り替える場合は違約金もかからないそうです。だから最初はフレッツ光でもいいですよね。

速度と安定性の両方から考える必要があります。
従って最初はフレッツ光ネクストでも良いのではないでしょうか。取次店で契約すればキャッシュバックも受けられます。また2年契約ならそれほど高くありません。
今使っている人も光コラボにする前に慎重にシミュレーションをしましょう。
参考になりましたでしょうか。

コメント