SONY STR-AN1000 を1年半使った感想

STRAN1000 オーディオ・ビジュアル
STRAN1000

SONYのBRAVIAの音に満足できず、止むを得ず SONY STR-AN1000 を導入して1年半経ちました。コードレスのリアスピーカーを導入して一応のサラウンド環境を構築しました。2chの音楽再生と5.1chのLIVE音源を360 Spatial Sound Mappingで再生した感想です。

SONY STR-AN1000 を1年半使った感想

STR-AN1000

STR-AN1000


ひと言で言えば時間が経つほどに良さが出てくるといったところでしょうか。
エイジング効果というのもあるでしょう。
多機能過ぎて全部を理解しているわけではありませんが、買って損はないと思います。
サウンドバーの方は試した経験がないのでなんとも言えませんが、テレビのスピーカーだけでどうにもならないので、AVアンプは必須だということです。

STR-AN1000 買ってよかった理由

使っているうちに音が良くなる

オーディオは何でもそうですが、新品のときより使い込んでいくと音が良くなります。
所謂エイジングですね。SONY STR-AN1000 も例外ではないようです。

バーチャルサラウンドは必要ない

音楽用のバーチャルサラウンド機能が無くなっています。
でも、必要でしょうか。
ネットの口コミを見ると、ここを残念がっている人がいます。
しかしながら、重要な機能ではありません。

細かい操作はしなくてもいい

HDMI端子の制御信号のお陰で電源のオンオフ、入力の切り替えが自動です。
str-an1000 のリモコンの出番は殆どありません。

STR-AN1000 の最大の売りは360 Spatial Sound Mapping

結局、360 Spatial Sound Mapping(サンロクマル スペーシャル サウンド マッピング)がメインの機能である、AVアンプということです。
STR-AN1000 A.ENHANCER と 360 Spatial Sound Mapping

実際使った具体例

使っている内に音が変化している

最初より明らかに音が良くなっています。
したがって、オーディオは早急な判断は良くないです。
所謂エイジング効果でしょう。アンプでもこういう事があるんですね。

STR-AN1000 はフロントスピーカーの音質が秀逸

ソニーのポリシーでなによりフロントスピーカーの音質を重視しているようです。
ミドルクラスのピュアオーディオのレベルといわれています。
つまり、普通のオーディオとしても使えるということです。
SONY STR-AN1000 使ってみた 感想

DSEE Ultimate が秀逸

DSEE Ultimate というのはソニーの音声のアップコンバート技術です。フロントスピーカーのみに働きます。
2ch再生のときと5.1chサラウンドのときにも働きます。サウンドフィールドが「MUSIC」のときだけのようです。
詳しくは下記の記事を参照してください。
DSEE Ultimate DSEE HX 使ってみた感想

BRAVIAから操作できる

BRAVIAのリモコンの「クイック設定」からmovieやmusicといったサウンドフィールドと360 Spatial Sound MappingのON/OFFが出来ます。
「入力切替」からSTRAN1000を選ぶと設定画面に飛びます。

BDの5.1リニアサラウンドはビックリするほど高音質

中島みゆきの「夜会工場vol.2」を再生したら、96kHz-24bitの2チャンネルより48kHz-24bitの5.1サラウンドで 360 Spatial Sound Mapping をオンにすると大迫力でした。
音の定位がはっきりして,画面からボーカルが聴こえてくるかのようでした。音に厚みがまして低音もしっかり出ていました。
リアスピーカーに付いている上向きのイネードブルスピーカらもしっかりと音が出ていました。
SONY SA-RS5 使ってみた

ソニーのテレビにはソニーのAVアンプ

AVアンプは日本では人気があまりないようですね。住宅事情や経済的事情もあるでしょう。他社からもAVアンプは出ていますが、テレビと同じメーカーでないと何かと不便です。
オーディオとしても十分なクオリティーが必要ですから、ソニーなら安心です。

まとめ

SONY ATR-AN1000 を導入して1年半経って音質もシステムもまだまだ発展途上です。低音用スピーカーの導入や、フロントスピーカーを更新など将来が楽しみです。

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