SONY BRAVIA 4K 1年4箇月使ってみた

SONY BRAVIA 4K オーディオ・ビジュアル
SONY BRAVIA 4K

 SONY BRAVIA 4K 直下型LED液晶テレビを1年4箇月使ってみた感想です。15年ぶりにテレビを買い替えたので、その進化に目を見張りました。予算の都合でミニLEDではなく直下型LEDにしました。それでもプレミアム液晶です。

SONY BRAVIA 4K 1年4箇月使ってみた

SONY BRAVIA 4K

SONY BRAVIA 4K

テレビは高いほうが良い

  • HDRの4Kは別世界
    HDR(ハイダイナミックレンジ)の放送を見ると、もう別世界です。
    安いテレビではこのHDRに対応していないものがあります。
  • 画像エンジンが秀逸
    余計なものは目立たなく、重要な部分は強調されているみたいで脳が疲れない。
    映画はどんな作品でも自動で見やすく調整されているようです。暗い部分が潰れてよく見えないという、映画にありがちな事はありません。
  • 直下型LEDの効果
    夕日のシーンや直射日光があたっているシーンなど直下型LEDのおかげなのか、とてもリアルです。
  • 倍速駆動でブレない
    コマ数が人工的に2倍に増やされているので、動きの早いシーンでも映像がブレません。
    エンドロールの文字もブレずに綺麗に映ります。
    スポーツ中継では特にこの機能は重要です。
    安い機種では黒い画面を挟むことでブレを無くしているものもあります。
    しかし、これでは画面が暗くなります。
  • アップコンバート技術でより綺麗
    ハイビジョンン放送が4Kにアップコンバートされているので55型ながら、フルハイビジョンの画面が荒いという印象はありません。色のダイナミックレンジもアップコンバートされているようで深みのある映像になります。

安いのを買うと以下の問題が起きる

  • 上記の機能が何かと省略されている
    安いもの程、画像エンジンの性能が落ちます。他の機能も省略されます。
  • スピーカーの数が減り、出力が低くなる
    ただでさえ悪い薄型テレビの音質がさらに低下します。
  • 他の家電でも言えることですが、安い物は何かと壊れやすい
    これは家電全般に言えることです。
  • 画質が気に入らないと長く不満に耐えなくてはいけない
    10年は使うものなので、画質が悪いとストレスになります。結局早めに買い換えて、結果的に高く付くことになります。毎日使うものなのでとても重要です。

具体的な感想

  • 毎晩部屋に入って良いものを買ったなと満足できる
    満足感は1年4箇月経っても続いています。
    以前はTVパソコンでしたので、色んな意味でストレスフルでした。
    PCには専用の画像エンジンがあるわけではありませんから、ネットで見る動画以上の画質にはなりません。
    新車は一箇月、新築の家は1年で満足感が消えると謂われていますね。でも高級TVはそんな事はありません。良いものは良いんです。
  • 画面が大きいのはなんといっても素晴らしい
    映画を見るときは特に良いです。映画の迫力を味わうには、どうしても大画面が必要です。
  • レビューで謂われている、直下型特有の四隅が暗くなる現象
    たしかに、明るい映像のときには目立ちます。でも気にならない程度です。
    これはLEDが大きいから起きる現象ですね。四隅は周りから入ってくる光が少ないですから。
    でも、この直下型LEDのお陰で十分な明るさと陰影があります。
  • 画面の映り込みは少ない
    最上位機にある映り込みを減らす機能はありません。でも実際には昼間に窓から光が入っていても殆気になりません。
    部屋の明るさに応じて自動で画面の明るさを調整する機能が効いているのでしょう。
    TVパソコンは映り込みが激しく、昼間は使い物になりませんでした。
    因みに有機ELテレビは表面に艶があり、映り込みが激しいそうです。
  • 音質は物足りない
    ソニーは他社より音質が良いと言われていますが、
    やはり、無理をしているという感じがします。壁に反射させて前に音を出す仕組みですから、無理があります。これは薄型テレビの宿命ですから、サウンドバーやAVアンプの導入をお勧めします。
  • 殆どコンピューター
    ネットとの接続は必須です。アップデートがあります。
    アプリをインストールして機能を拡張出来ますし、ブラウザをインストールしてネットも見ることが出来るようです。殆どコンピューターですね。
    これほどのものをお年寄りが使いこなせるだろうかという疑問はあります。
    もっとも、色んな機能を自動にしておけばなんとかなりそうです。

そんな高級なテレビは要らないという反論に対して

 当然、画質なんてどうでもいいという人もいるでしょう。でも今のテレビはネット配信で映画を見たり、見逃し配信を見たり、YouTubeを見たり出来ます。昔に比べてテレビの用途は広がっています。ですから画質は重要です。高級に越したことはありません。

まとめ

 テレビは一生に何度も買い替えるものではありません。私自身、4度目です。場合によっては15年ぐらい使うこともあります。長く使うものですから、買うときにはよく考えなくてはいけません。特に値段だけで選ぶと後悔します。
 昔と違って、グレードもピンキリです。なるたけ性能の良いものを選ばないと後悔するという話でした。参考になりましたでしょうか。

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