石油給湯器の思わぬ欠点
水道直結式は水圧の変化の影響を受けますから、湯温がやや不安定であることは知られていますね。誰かが給湯中に他で水道を使うと湯温が急に低下したりします。
しかし、それ以外に緑色の着色があるという現象が起きます。 石油給湯器の思わぬ欠点 です。恐らく銅の錆(緑青)と思われます。これが意外に厄介です。寿命の目安かも知れません。
石油給湯器の思わぬ欠点

石油給湯器の思わぬ欠点
水道直結式は水道の圧力の影響をモロに受けますから、湯温がやや不安定であることは知られていますね。誰かが給湯中に他で水道を使うと湯温が急に低下したりします。
しかし、それ以外に緑色の着色があるという現象が起きます。 石油給湯器の思わぬ欠点 です。恐らく銅の錆(緑青)と思われます。これが意外に厄介です。寿命の目安かも知れません。
寿命の目安だと思うわけ
貯湯型はステンレスのタンクにお湯を溜めているそうです。これに対して水道直結型は銅でできたパイプをコイル状にして、それをバーナーで炙ってお湯を作るそうです。
所謂瞬間湯沸かし器ですね。
内側はコーティングがされているらしいですが、使っていく内に剥がれていきます。
このせいで風呂場の彼方此方が緑色になり、掃除が大変です。
現在、買い替えて1年近く経ちます。今のところ緑色着色はありません。お風呂がすっかり綺麗になりました。新品の時はこんな事はありませんので、古くなったせいだと思われます。
だから寿命のサインかもしれません。
風呂の掃除で苦労をした
湯船が濃い緑色になった
ホーローの湯船の内側が濃い緑色に何時の間にか染まって、バスブラシでは落ちません。
お湯を張る目安の赤い線がありますが、ここから下が染まるのでお湯が原因であることは間違いありません。
湯垢と結びついているのかも知れません。
あれこれ試した末にメラニンスポンジで擦ると簡単に落ちることを発見しました。
プラスチックだと傷が付くので、この方法は使えないでしょう。
洗面器と椅子が緑色になった
表面に残った石鹸カスが染まったようです。
石鹸カス用のスポンジで擦ったら緑色の汚れがたくさん出てきました。
タイルの目地が緑色に
タイルの目地が染まると簡単には落とせません。
しかも毎日染まっていくのでうんざりです。
タオルが緑色に
なんとお風呂で使うタオルまで薄緑色に染まっていきます。
相当の銅が溶け出していると思われます。
放置しないほうが良い
水道直結型の石油給湯器は値段が安いですし、水圧が高い、衛生的という利点があります。
しかし、胴が溶け出すのは想定外でした。
健康に害は無いでしょうが、処理が色々大変ですので適当なところで修理なり、買い替えをしたほうが良いでしょう。
まとめ
石油給湯器は冬の寒さで凍結すると、大概何処かが壊れるそうです。銅のコイルもこれで傷んだのかも知れません。
もっとも最近は凍結防止機能があるので、滅多にそういう事は起こらないかも知れません。
この緑青(?)は意外に厄介ですので、放置しないほうが良いでしょう。

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