ソニーには映像と音声の アップコンバート 技術がありますね。私が買ったソニーのテレビ4K BRAVIA XRJ55X-90Kには映像のみ、AVアンプのSTR-AN1000とBDレコーダーのBDZ-FBT4100には両方搭載されています。そこで実際使った感想です。
ソニー アップコンバート 技術
アップコンバート 技術があると何かと便利です。
以下の利点があります。
- 画面が滑らかに
- 4Kに近づけた画質
- 色も濃くなる?
- ドラマのセリフが聞き取り易い
アップコンバートがあると良い理由
映像の荒が消える
HDの映像を4Kにアップコンバートすると、滑らかな映像になります。
ただの大画面テレビとは明らかに違います。
離れて見るとHDも4Kとそれほど違わない
これが結構、魅力的です。
色のダイナミックレンジが拡大されている
明らかに、色が深くなり見やすくなります。
もっとも、画像エンジンの働きの影響が大きいかも知れません。
デジタル圧縮音源の欠点を補ってくれる
ドラマのセリフが明らかに聞き取りやすくなります。
デジタル圧縮で失われた音を補っていると思われます。
アナログ時代に比べて細い音という印象です。
この機能については下記の記事も参考にしてください。
DSEE Ultimate DSEE HX 使ってみた感想
ソニー アップコンバート を使った具体例
画像の アップコンバート 技術は ソニー 独自の技術?
AVアンプのSTR-AN1000には何故か、音声だけではなく映像のアップコンバート技術が搭載されています。
BDレコーダーからHDMI端子で入力された信号をアップコンバートしてテレビに出力するわけです。
私は知らなかったのですが、ソニー以外の4Kテレビにはこのアップオンバート技術が搭載されていないものが多いそうです。
なんでこんな機能があるのか不思議に思っていましたが、そういうテレビの為にあるようです。
もっとも、私の場合はテレビにもBDレコーダーにもこの機能があるので使っていません。
音声の アップコンバート 機能は素晴らしい
STR-AN1000には最上級の DSEE Ultimate というのが搭載されています。
サンプリング周波数が48kHzと44,1kHzでフロントスピーカーのみで働きます。
サウンドフィールドがMUSICのときだけです。
耳の奥で音が鳴るような臨場感があります。
もっとも、高音がちょっときついと感じるときがあります。
DVDもそれなりに綺麗
4KテレビでDVDをみると相当画面が荒くなるはずですが、それなりに綺麗に見ることが出来ます。
値段は高い
当然ながら、値段は高くなります。
でも、とても便利な機能です。
量販店の店頭で地上波の映像を大画面テレビで見ると、綺麗だけどざらついているなと思うときがあります。恐らくアップコンバート機能がないのでしょう。
ソニーのテレビは他社に比べてスピーカーの出力が弱い傾向にあります。もちろん、グレードにもよります。
オーディオメーカーとしての戦略で態とかも知れません。
メーカーの思惑通り、
DSEE Ultimate付きのサウンドバーやAVアンプを使うのが良いようでしょう。
まとめ
4KテレビやBDレコーダーを買う場合は、アップコンバート機能が重要という話でした。
値段は高くなる分、満足度も高くなるでしょう。これが無いと折角の4Kテレビの性能を十分活かせなくなります。なお私のBRAVIAはHDR対応なので余計に綺麗に見えるのかも知れません。
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