THE FILM of Nakajima Miyuki Ⅱ 感想
中島みゆきのミュージックビデオの第二弾となる THE FILM of Nakajima Miyuki Ⅱ の感想です。
以前のはVHSで発売され、後にDVDで再発売されました。DVDですから48kHz,16bitでCDと殆ど変わらない音質でした。
ところが今回のブルーレイディスク版は96kHz,24bitとハイレゾです。
中島みゆきは配信でもハイレゾはありませんから、CDシングルが初めてハイレゾで聴けるというわけです。
THE FILM of Nakajima Miyuki Ⅱ 感想

THE FILM of Nakajima Miyuki Ⅱ
CDシングルとは、もう別次元の音です。
スピーカーがまるで別物のような音で鳴り始めます。
今まで聴いていた音は何だったんだという感じです。
DVD版は48kHz,16bitですからCDと然程変わらないでしょう。
ブルーレイディスク版をお勧めします。
ブルーレイ板をお勧めする理由
中島みゆきは配信でハイレゾ音源はありませんので、シングルの音源をハイレゾで聴けるのはこれだけです。
DVDで済ますなどと勿体ないことをしないほうが良いです。
具体的感想
因みに具体的なシステムはBDレコーダーがソニーの最上位機BDZ-FBT4100(Hi-Res AUDIO)、AVアンプがソニーの最上位機STR-AN1000(Hi-Res AUDIO)、スピーカーがケンウッドの32年前のLS-1001です。
澄んだ厚みのある音
ボーカルは生々しく細部まではっきりと聞こえます。
楽器の演奏もディティールが増して、一つ一つがはっきりと聞こえます。
これに対してCDは低音がこもって団子になっている感じで、高温の抜けも良くありません。
今までライブで96kHz,24bitはありましたが、スタジオ録音の音源では今回が初めてだと思います。
正直、此処まで高音質だとは思いませんでした。
いい意味で期待を裏切ったという感じです。
くどいようですがDVDで満足してはいけません。
画質
ミュージックビデオの画質は正直、それ程良いとは思いません。
どうしてこんなに解像度が低いのかと、首を傾げざるを得ない箇所もあります。
また「恩知らず」のメーキングがカラー映像であるのはとても良かったです。
今までのライブ映像では監督の翁長裕氏のこだわりなのか、白黒のメーキング画像というつまらない演出でガッカリさせられてきましたのでホッとしました。
ミュージックビデオはHPでも見られる
オフィシャルホームページでショートバージョンを見られます。
画質は同等かも知れませんが、音質はデジタル圧縮です。
似て非なるものですので、ブルーレイディスクで見て欲しいです。
また、ブルーレイディスクとDVDは値段が550円しか違いません。
テレビはハイビジョンなのにDVDで満足するなどというのは余りに残念です。
シングルの音源をハイレゾで聴く唯一の方法です。
買って損はしないと思います。
まとめ
21年ぶりのミュージックビデオというだけで貴重ですが、THE FILM of Nakajima Miyuki Ⅱ のブルーレイ版は驚異的な高音質で、とてもお勧めです。
もっともその御蔭でCDの音質は一体何なんなんだということになります。
買って損はありません。

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