整流板タイプの換気扇 PanasonicのFY-75DE3 を2箇月経って初めて掃除をしてみました。整流板とフィルターに特殊加工をして手入れを楽にした製品です。毎日の表面の手入れはしていたものの、うっかり1箇月ごとの整流板とフィルターとオイルキャッチの掃除をサボってしまいました。買ってから初めての掃除をした感想です。
整流板タイプの換気扇 を掃除してみた

整流板タイプの換気扇
PanasonicのFY-75DE3 は整流板にはつ油加工がしてあり、フィルターもアクアイージ・クリーンフィルターなる特殊な加工がしてあり、どちらも水だけで綺麗になるとされています。汚れがこびりつくと、この加工の効果が無くなるそうです。
2箇月経って掃除したところ
- 整流板の裏側は結構汚れていた
- フィルターは余り汚れていない
- オイルキャッチには油は溜まっていない
- 水だけで汚れは取れた
という結果です。
余り汚れていない理由
汚れの殆どは整流板に付く
どうやら、この整流板がこのPanasonicのFY-75DE3の最も重要な部品のようです。
この板があるだけで汚れの多くが取れるのは不思議です。
フィルターは目が荒い
フィルターといっても黒い板に直径1mm位の丸い穴が開いているだけです。
きめが細かいとは言えません。
ここを通過する前に油が整流板に付着するのでしょう。
オイルキャッチに溜まるほどの油は無かった
停止ボタンを押した後5分程、運転をしてから停止する前に唸りを上げてファンが10秒ほど回ります。
この時、オイルキャッチに油が溜まります。
しかし、全く溜まっていませんでした。
水だけで汚れが取れる
整流板とフィルターは濡れたスポンジで洗うだけで油が流れ落ちます。
これは本当です。
とても手入れが楽です。
実際、掃除をしてみたら…
整流板は油が浮き上がる

整流板
指で擦ると跡が付くほど汚れていました。
茶色いシミが付いていました。
本来は濡れた布巾で拭くだけで良いらしいですが、2箇月放っておいたのでシンクの中でスポンジで洗いました。
下に敷いたシートに油が染み込んでいました。
結構汚れていたようです。
フィルターはぬるま湯で洗う

換気扇フィルター
取扱説明書によるとぬるま湯で洗うように指示されています。
私は見落としてしまって、水で洗ってしまいました。
汚れが落ちていないかも知れません。
もっとも詰まりは全くありません。
見た目では汚れは分かりませんでした。
オイルキャッチは空だった

オイルキャッチ
2箇月たって油が溜まっていないので、シロッコファンは余り汚れていないのかも知れません。これもはつ油加工がしてあるそうです。
この分なら説明書通りに1年に一回の掃除で良さそうです。
蓋とIHヒーターで油が飛ばなかった
IHヒーターはガスコンロのように上昇気流に乗って油が上に上がるのが少ない。
フライパンを使うときはガラス蓋を使って蒸し焼きにするので、油が飛ばなかったのでしょう。
掃除が簡単というのは本当か
旧式のプロペラ式は手が届くのがフィルターだけです。
しかも、これが一番汚れます。
オイルキャッチとプロペラは手が届かない。
しかも、コンロを退かさないと掃除ができないです。
これでは年に一度が良いところでしょう。
整流板タイプでも安いはつ油加工がしてないものは、シロッコファンの掃除が大変なようです。
小さい羽がたくさんあるからです。
この手間が無いだけでも高いレンジフードを買う理由はあるでしょう。
昔、両親が大騒ぎして掃除をしていたのとは別世界です。
まとめ
2箇月経ってからの高級な 整流板タイプの換気扇 の掃除はとても簡単でした。
1箇月なら整流板は拭くだけで済みそうです。更に簡単です。
なお、汚れが酷いときは中性洗剤を使えと取り扱い説明書にあります。
アルカリ洗剤を使うとはつ油加工が駄目になるそうです。
高い整流式換気扇は掃除が楽ですから、説明書をよく読んでこまめに手入れをしましょう。
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