4K液晶テレビの利点

4K液晶テレビの利点
有機ELテレビの画質が液晶より良いと謂われています。しかし、画質が良ければ良いというものではありません。
映像が鮮やかということは目が疲れることにつながります。
これでは意味がありません。
また有機ELは歴史が浅いので耐久性がよく分かりません。
3年使った経験から、 4K液晶テレビの利点 を考えてみました。

4K液晶テレビの利点

４K液晶テレビの利点をあげると、

• 目が疲れにくい
• 丈夫
• 画素の粗さが目立たない
• 映り込みが少ない
• 色の深みがある

といったところです。

4K液晶テレビの利点 の理由

目が疲れにくい

有機ELに比べて鮮やかさが少ないということは、目が疲れにくいということでもあります。
これはとても重要です。

丈夫

長い歴史のある液晶は品質が安定しています。
有機ELは歴史が短いので不安がりますし、薄いので扱いに慎重さが必要です。

画素の粗さが目立たない

55型にもなると地デジの画素の粗さが目立つはずですが、アップコンバート機能で全く目立ちません。
特に地デジは1440×1080と画質が甘いのでこの機能は重要です。

映り込みが少ない

グレードによって性能が違いますが、液晶画面は映り込み防止の加工がされています。
とても見やすくなっています。
これに対して有機ELは綺麗に見せるため敢えて艶加工がしてあります。
したがって昼間はとても見にくいとされています。
明るさも液晶に比べると足りないと謂われています。

色の深みがある

有機ELには及ばないものの、画像エンジンの働きで深い色合いが楽しめます。
アップコンバートで色域を広げていることも関係しているでしょう。

実際使った感想

昼間でも見やすい

私が使っているのはSONY VRBIA XRJ 55X90Kです。
ミドル機なのでいろんな機能がちょっとずつ削られています。
映り込み防止機能も最上位機種よりは少し弱いようです。
それでも殆気になりません。
画面の明るさの自動調節機能で明るくなっているのも関係しているでしょう。

色の深みに驚く

液晶の特性で正面から見ると特に綺麗に見えます。
今までのテレビでは見たことがない色の深みに驚かされます。

コストパフォーマンスも大事

有機ELのほうが画質は上でしょうが、高価ですし改良されているとはいえ焼付きの問題が気になります。
コストパフォーマンスを考えないといけません。
その機能が値段に見合っているかどうかです。4K液晶テレビの利点

まとめ

画質とコストでバランスを考えると、4K液晶テレビは魅力的です。
液晶は長い歴史がありますから、信頼があります。
3年経っても何の問題もありません。
耐久性でも問題はなさそうです。