家庭用直流モーターの感想
実際に使ってみた 家庭用直流モーターの感想 です。
最近は家電の扇風機や台所用換気扇に直流モーターが使われるようになりました。
以前は換気扇も扇風機も交流モーターだけでした。
今は高級機には直流モーターが使われています。
一体何が違うのか、そして何故普及してきたのかを考えてみました。
家庭用直流モーターの感想

家庭用直流モーターの感想
交流モーターの特徴は
- 丈夫で長保ち
- 速度の制御が難しい
- 結構大きい
- 効率が悪い
です。
直流モーターの特徴は
- 速度が自在に調整できる
- 小型である
- 省エネである
- 効率が良い
- 耐久性はよく分からない
です。
各違いの理由
交流モーターは構造がシンプル
家庭で使われている交流モーターは所謂、誘導モーターといわれているものです。
外側の固定子といわれる部分にコイルを巻いた電極が三個以上あり、これによって作られる回転磁界に回転子が引っ張られるというものです。
回転子に電流を供給する必要がないので摩耗部分が少なく構造がシンプルです。
速度は電源の周波数と電極の数で決まります。
扇風機は普通三段階ですね。
これはスイッチの切り替で電極の数を変えているためで、段階的にしか速度を変えられないわけです。
消費電力も扇風機で30W程度と若干大きいです。
最近は交流モーターもインバーター電源を使って速度を変えることが出来るようです。
周波数と電圧の両方を制御する必要があります。
西ドイツで開発されたもので、日本では熊本市の市電が最初と謂われています。
東海道と山陽以外の新幹線もそうですね。
でも家庭ではこの技術は使われていないようです。
直流モーターは新しい技術
昔の直流モーターは回転子に金属のブラシで電流を供給しなければいけませんでした。
この為、ブラシが摩耗して故障しました。
現在はブラシレスモーターが開発され、その心配がなくなりました。
速度は無段階で調整できます。
モーター自体も小型ですね。
電極のスイッチを切り替えることで回転磁界を作り出すようです。
これに永久磁石で作られた回転子が引っ張られて回転するわけです。
扇風機の場合の消費電力は、交流の扇風機に比べて多少小さいようです。
実際使ってみた感想
扇風機の場合
Panasonic製を6,7年使っています。
モーターは交流モーターに比べて特別小さいわけではありません。
余り変わらない感じです。
風量は少し弱い感じです。
音はかなり静かです。
もっともプロペラの数が多くなり、形状も違いますので単純には比較ができません。
扇風機は嘗てコンデンサーが火を吹く事故が多発したため、使用推奨期間が定められています。
このコンデンサーの役割は、単相の2極だけでは回転磁界が作れないため位相を進ませて人工的に電極を増やすためだそうです。
けっこう電流が流れるので劣化が早いのでしょう。
そのせいか、交流式は10年なのに対して、直流式は12年と寿命が長いようです。
今のところ故障はしていません。
台所用換気扇の場合
30年使った交流モーターの換気扇を直流モーターの最新式に替えました。
音はたしかに静かです。
その割にはパワーがあります。
ただしプロペラとシロッコファンの違いがあるので、単純には比較できません。
まだ1年しか経っていないので耐久性については分かりません。
何方が良いとは言えない
直流―モーターは値段が高いので、高級機にしか使われていません。
換気扇も安いものは今でも交流モーターです。
何方が良いとは一概に言えませんが、速度の調整が自在に出来ることは直流モーターの大きな特徴ですね。
まとめ
値段は高いですが、省エネと速度の調整が自在であることから最近は直流モーターが普及してきたようです。
デジタルで制御していますから、これもデジタル機器ですね。

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