DSEE Ultimate と新型スピーカー
ソニーのアップスケール技術であるDSEE Ultimate は最上位の技術で最大192kHz 24bitまでアップスケールします。古いスピーカーでは違いが分かりにくいです。そこでスピーカーを買い替えたので、改めて効果を試してみました。再生周波数の上限が古いのは30kHzに対して新型は50kHzです。人間に聴こえない20kHz以上は本来、要らないはずですが態々入れているということは必要なのでしょう。
DSEE Ultimate と新型スピーカー

DSEE Ultimate と新型スピーカー
CD音源で比較すると16bitから32bitまでダイナミックレンジを拡大しているので、これが一番大きいのではないでしょうか。高音がキラキラして音に厚みが増します。スピーカーで分かりにくいのはHi-Res対応ではないからでしょう。Hi-Res対応のスピーカーに買い換えたら違いがかなりはっきりと分かります。
サンプリング周波数は192kHzまで拡大しているので、再生周波数は理論上その半分以下の90kHzぐらいまで拡大していることになります。実際の所は分かりません。ソニーのスピーカーは50kHzまで再生できるので少なくともそこまでは再生できるでしょう。因みにハイレゾマークの付いている製品は40kHz以上の再生ができないといけないそうです。
DSEE Ultimate と新型スピーカー で違いが分かる理由
Hi-Resマークが付いている機器は40kHz以上の再生ができないといけないそうです。これが唯一の数字の基準です。聴こえない超音波にそこまで拘るにはそれなりに理由があるはずです。体で感じているのかも知れませんね。ダイナミックレンジが拡大されているせいか音に厚みが出ますし、ステレオ再生でも後ろから音が聞こえるような感覚になることがあります。
DSEE Ultimate と新型スピーカー の具体例
ソニーのフラッグシップスマホのXperia1ⅧとソニーのAVレシーバーのSTR-AN1000で試してみました。STR-AN1000ではサウンドフィールドをAudo Enhancerと2chで切り替えて試してみました。
Xperia1Ⅷに有線イヤホン繋いだ
有線イヤホンをXperia1Ⅷに繋いで、設定→再生音質→オーディオエフェクトでDSEE Ultimateをオン・オフすると聴こえ方が全く違います。音場が広がり華やかな感じになります。ただし、DSEE HXのような分かりやすい味付けはされていません。
STR-AN1000に古いスピーカーを接続して再生
33年前のスピーカーでも違いが分かります。明らかに明るい音色になり、後ろからも音が聞こえるような不思議な感触があります。ドラマのセリフも聴き取り易くなります。最も音楽用の機能ではあります。
新型のSS-CS5M2で再生
ハイレゾマークの付いたスピーカーのせいか、違いは更にはっきりと分かってきます。音の粒立ちが良くなり、音の輪郭がハッキリしてきます。DSEE Ultimateをオフにすると籠もった感じになります。
またサブウーファーのSA-CS9M2から出る低音も強くくっきりとなります。
僅かな違いなので分かりにくいものの、使っているうちに違いが分かってきます。
あくまでもハイレゾ相当
あくまでもハイレゾ相当なのでハイレゾには当然及びません。しかしハイレゾ音源は数が少ない上に放送波はデジタル圧縮音源ばかりなので、大変便利な機能と言えます。
圧縮音源はただでさえ低音や高音が省略されているので、DSEE Ultimateで補うのは重要です。デジタル圧縮音源で最も効果が在ると謂われています。
CDなどの圧縮されないリニアPCMでもアップスケールされるので聴こえ方がかなり変わってきます。24bit 48kHzの音源まで対応していますので、ブルーレイディスクの5.1chのサラウンドでも効果を発揮します。
超音波成分がどんな働きをしているのかは分かりません。しかし臨場感が増すのは確かです。
まとめ
DSEE UltimateはHXほどハッキリとした違いはないものの、音が繊細になるのは間違いありません。本来は音楽用の機能のようです。しかし映画でもドラマでもバラエティーでも全てこれで事足ります。態々サウンドフィールドを切り替えるのも面倒ですから、DSEE Ultimateが使えるAudo Enhancerだけで使っています。
DSEE Ultimate と新型スピーカー の組み合わせでやっと本来の性能を発揮しているという感じです。

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