人生の勝者は捨てている 紹介
加藤諦三氏の新書「 人生の勝者は捨てている 」の紹介です。英語で言うとLet Goです。捨てるのは自己執着であり、依存心であり、理想の自己像といったことです。
良い所も悪い所も受け入れられたことのない人が、自己執着を捨てマインドフルネスな生き方をする知恵が書かれています。
人生の勝者は捨てている 紹介

人生の勝者は捨てている 紹介
第一章の概要です。
自己執着を捨てる
自分のすべてを受け入れてくれる人が今までの人生でいなかった結果、自分を自分が拒否したのが自己憎悪である。
自己実現している人は実際の自分の潜在的可能性が実現できたことが自分にとって最高と考える。
「本当の自分」で生きられたか、生きられなかったかが大事である。
自己執着を「Let Go」する決め手は、相手の「苦しみと必要」に気づくことである。
相手に自分を認めてもらおうとばかり考えていないで、自分が相手を認める事を考えるようになれば、自己執着は消える。
無力な小さい頃に、頼れる人がいないことの不安と恐怖は計り知れない。
この不安と緊張で自己執着になる、自律神経失調症になる、不眠症になる。
小さい頃から無意識の安心感がなければ、自己執着にならざるを得ない。
復讐心の核にあるのも、自己執着の核にあるのも、虚栄心の核にあるのも依存心である。
人は幸せになれる。もし依存心を乗り超えられれば。
理想の自画像を捨てる
理想の自画像は欲の産物。不安の産物。
心の重荷は理想の自画像への執着である。
心の重荷は劣等感が核。
すべての悩みの根源
人間の唯一の義務は、自分自身になることである。
全ての悩みの根源は、自分が自分でなくなったから。
あなたの生き方を変えなさい
「Let Go」は既存の解釈、今までの価値観、過去の自己イメージ、今までの心の姿勢の「Let Go」である。
マインドレスネスからマインドフルネス(壮大な自己のイメージに固執しないこと)へである。
心のなかでは断ち切る
「Let Go」はこころの中で断ち切ることである。
「Let Go」を出来ない人のことを執着性格者という。
愛されないで成長した人は、どうしてもすべての人に気に入られようとする。
具体的に相手を見ないで、友達というカテゴリーで見る。
大切なことは、「相手の心を見て、態度を変える」ことである。
自己実現をしている人は努力している
「無理をしない」と「努力をしない」とは違う。
「無理をしない」とは「自分の本性を曲げない」ということである。
人は自分の本性に逆らう罪を犯すと例外なしに無意識のうちに記録されて、自己蔑視の念をかきたてる(マズロー)。
過去を捨てられるから元気になる
神経症になると、脱皮しないままで、皆に気に入られていたい。
「自分を守る」とは自己実現することである。好きなことを見つけることである。社会的に近い人とコミニュケーションすることである。
外側における自己栄光化の道は、内面では自己蔑視の道になる。
自分の力を社会へ
自分の力を社会へ。そういう心の姿勢で生きていると、最後は努力をしたことは自分に返ってくる。
この感覚があるかないかが、共同体感情があるかないかである。
深刻な劣等感がある人にとって最も難しいのが「与える」ことである。
共同体から拒否されて成長した人は復讐心を持つ
自分が共同体から拒絶された経緯を自分の心の中で明らかにして、それを乗り越えるしかない。
「理想の自画像」を内面で乗り越えることができれば、人はそれだけ大きくなる。
人生の幅を広げよう
親を乗り越えるスタートラインが、抑圧された親に対するマイナスの感情を意識化することである。「意識領域」の拡大である。
親を乗り越えるということは、血肉化してしまった内面の理想の自画像を自分の中から洗い流すことである。
感じたこと
最大のLet Go
親に植え付けられ血肉化した内面の理想の自画像を洗い出すことが、最大のLet Goだと加藤氏は言います。未だに出来ていない気がします。
書くことで自分を知る
書くことが自分を知る一つの方法だと本書に書かれています。
大量の本を書いてきた加藤氏の生きてきた軌跡が当にそれを表しています。
解決策は書かれている
本当の自分に直面することで、解決策が見えてきます。
書いてあることが理解できれば、自然と解決策が見えてきます。
また書くこともその助けになります。
加藤氏の本に解決策が書かれていないと批判する人が居ますが、それこそが魔法の杖を求める行為です。
他人に優越しようとすると不幸になる
昔から、他人に優越しないと受けいれられないと思ってきましたが、とんでもない間違だったようです。大事なのは優越することではなく、自分自身になることです。
まとめ
執着を捨てろと言えば仏教の教えみたいですが、この本は心理学から執着を捨てることの大事さを説いています。豊かな時代には色んな意味で捨てることが大事なみたいです。

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