スピーカーのインピーダンス
スピーカーのインピーダンス がいくら適合していても良い音で鳴るとは限りません。アンプの出力の問題もあります。アンプとスピーカーがセットで売られている場合は問題ありません。ちゃんとチューニングされていますから。しかし他のアンプとの組み合わせだと面倒なことになります。素人が相性を見極めるのは難しいです。
スピーカーのインピーダンス

スピーカーのインピーダンス
インピーダンスが大きいとその分、音量は小さくなります。ノイズが抑えられるとか、安定するとか謂われていますが、良いことばかりではありません。アンプのメーカーの推奨するスピーカーは適合インピーダンスの下限になっていることが多いようです。適合しているから良いという問題ではないようです。
スピーカーのインピーダンス が大事な理由
インピーダンスというのは電気の流れにくさを表す数値です。抵抗に加えてコンデンサーとコイルも電気の流れに影響します。この3つを合成したものをインピーダンスといい、Zで表され単位は抵抗と同じΩです。
コイルは周波数に比例して電流が流れにくくなります。コンデンサーは反比例します。スピーカーには何方が使われています。
出力はW=V²/Zとなるので、インピーダンスが大きくなるほど音が小さくなるわけです。しかし出力=音の大きさではありません。効率が悪いと多くは熱に変わります。
それでもインピーダンスはスピーカーの鳴りに大きく関わってきます。
具体例
33年前のケンウッドのLS-1001というスピーカーの例です。インピーダンスは8Ωで60Wです。
純正のアンプ
最初はLS-1001専用のアンプで鳴らしていました。低音も良く出て非常に良く鳴りました。オーディオに大事なのは音の響です。
USB-DACに繋いでみた
ソニーのUDA-1というアンプ内臓のUSB-DACに繋いでみました。23W+23Wなので流石にパワー不足でした。それでもなんとか使えるレベルでした。
適合インピーダンスは4Ω~16Ωですが、8Ωでも出力が小さいので流石に厳しい感じです。
AVレシーバーに繋いでみた
ソニーのAVレシーバーの STR-AN1000 に繋いでみました。適合インピーダンスは6Ω~16Ωですし、パワーも十分なのにお世辞にも良く鳴るという感じではありません。低音の響きが今ひとつです。AVレシーバーなのでサブウーファーで補えということかもしれません。
ソニーが現在販売しているフロントスピーカーは2種類しか無く、何れも6Ωです。結局下限の値が良さそうです。
素人には難しい
素人がスピーカーとアンプの組み合わせを考えるのは難しいです。スピーカーを新しくする、あるいはアンプを新しくする場合に相性を見極めるのは難しいです。結局メーカーが推奨する組み合わせが無難ではないでしょうか。
まとめ
経験上、アンプとの相性が悪いとスピーカーはうまく鳴りません。高音の伸びも低音の響きも無くなります。軽く良く鳴るスピーカーはアンプの適合インピーダンスの下限になるようです。素人はメーカーが推奨するスピーカーを使ったほうが良さそうです。

コメント